幼稚園と上手なコミュニケーションを!保護者からの声かけのポイント
子どもが幼稚園に入園し、ママは保護者としてどのように関わっていったらよいのか、考えているかもしれませんね。そこで今回は、幼稚園とのコミュニケーションを挨拶から始める方法と連絡帳をどう使うか、育児の悩みを相談してよいのかなどについてお話しします。
幼稚園とのコミュニケーションは挨拶から
コミュニケーションの第一歩、挨拶の効果
まず挨拶をされた相手は、声をかけられたことにより、自分の存在が認められていると感じます。自分のことを認めてくれた相手とは、自然と仲良くしたいと思うのが人の心理です。
次に、誰かから挨拶をされると、自然と笑顔になります。挨拶に応えるためとはいえ、人の表情と心理は連動しているので、笑顔を作ることにより心理的に元気になる効果があるといわれています。
挨拶をすると、声をかけられた方が元気になるのはもちろんのこと、声をかけた方もすがすがしい気持ちになり、前向きで元気になることができます。朝疲れているときこそ、挨拶で元気になってみましょう。
保護者も一緒に!朝の元気な挨拶をしよう
朝、子どもと一緒に登園したら笑顔で「おはようございます」と一言発するだけで、周りから見たママの印象もぐんとよいものになり、幼稚園の先生もママに声をかけやすく感じることでしょう。
幼稚園の先生も、ママから笑顔で元気に挨拶をされると気分がよくなり、きっと挨拶を返してくれることでしょう。「おはようございます」という一言があるだけで、ママも先生も気持ちのよい1日を始めることができますよ。
ママが挨拶をしているのを見て、自然と子どももママの真似をして挨拶の大切さを学ぶことができることでしょう。
とにかく幼稚園の先生に話し掛けてみよう
たとえばベテランの先生に対し、ママとしては何となく気が引けて話し掛けにくいと感じることもあるかもしれません。しかし、できれば積極的に先生に話しかけてみましょう。
挨拶から始まり、天気の話など、無難な話題から話を振るようにしたいですね。もしかするとそのまま会話が切れて続かないこともあるかもしれません。しかしそれにもめげずに先生が忙しくなさそうなときを狙って、適度に声をかけてみるようにしたいですね。
ママが先生とコミュニケーションを取りたがっているという気持ちを伝えることが大切ですよ。
連絡帳で幼稚園とコミュニケーションを
子どもの体調や変化などを積極的に書こう
慣れるまでは、連絡帳にどんなことをどのように書いたらよいのか迷うママも少なくありません。最低限の必要事項だけでよいのかな、それ以上のことを書いても読んでもらえるのかな、と不安になるママもいることでしょう。
まず、子どもの体調は必ず記すようにし、そのほかの変化などを書くのもよいですね。たとえばいつも家の中で元気に走り回っている子どもが、昨夜は少し大人しかったなど、ちょっとした変化を記しておくと、先生も日中子どもの変化に気をつけることができるので大切です。
連絡帳の記入は保護者に合った頻度で
ママによっては、連絡事項があるときだけ必要事項を記入して渡すという人もいれば、ほとんど連絡帳を使わなかったというママもいます。また、先生にどうしても伝えたい重要事項がある場合は、連絡帳ではなく別の手紙に書いて渡していたというママもいるようです。
ママが仕事などで忙しく、毎日連絡帳を記入するのは大変という場合には、書けるときだけでも大丈夫です。しかし幼稚園によっては、記入をしていなくても連絡帳を毎日提出することによって出欠代わりにしているところもあるので、事前に幼稚園に確認するようにしたいですね。
連絡帳に家でのエピソードを入れてみよう
たとえば、幼稚園では恥ずかしがり屋であまり話さない子どもが、実は家ではおしゃべりということがわかると、先生も幼稚園とは違った子どもの様子がわかり、幼稚園で子どもと接するときの参考になります。
また、幼稚園では走り回ってやんちゃな子どもが、家ではママにべったりの甘えん坊という一面がわかると、先生も微笑ましく思うかもしれません。
先生に子どものことをより深く理解してもらうためにも、ちょっとした家庭でのエピソードを記すと、先生にとって助けになるかもしれませんよ。
よい関係が築けたら育児の悩みも相談しよう
幼稚園で心配なことは率直に聞こう
たとえば、子どもの様子を見ていて心配なことがあったら、幼稚園ではどんな様子なのかを先生に率直に聞いてみるのもありですよ。
自宅でおもちゃを投げたり、ママに反抗的な態度を示したりなど、ちょっと心配になるときもありますよね。そんなとき、幼稚園ではほかの友だちと仲良くできているのか、先生の話をきちんと聞くことができているのかなど、先生から子どもの様子を教えてもらうようにしましょう。
先生もママの心配事がわかると対処しやすくなりますよ。