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主夫の子育てのメリットとデメリット。男性ならではの辛さとよい影響

主夫の子育てのメリットとデメリット。男性ならではの辛さとよい影響

「女は家庭に入って家事と育児をするもの」という考えは、今や時代遅れとなりました。しかし、男性が家事と育児をすべてになう「専業主夫」への理解はまだまだ進んでいないようです。新しい家庭の在り方、新しい家族の形である「主夫」について学び、家族にとってどのような選択肢があるのかを知っておきましょう。

パパが子育てや家事を担当するのが主夫

イクメンとは一線を画す「主夫」

近ごろ、パパの称号として使われる「イクメン」という言葉。育児を楽しみ、子どもを広い世界へ連れ出しママへの気遣いも忘れないのがイクメンの定義だそうです。

「◯◯ちゃんのパパはイクメンね」といわれるとなんだか嬉しいですが、「うちのパパは主夫です」というと気まずい雰囲気になると思いませんか?「主夫」とは、家事と育児を一手に引き受け、ママの代わりに家庭を守る新しい男性のスタンスです。

パパが育児休暇を取得して一定期間主夫になることもありますし、ママがキャリアウーマンでパパが仕事を辞めて専業主夫になることもあります。まだまだ珍しいケースではありますが、男女平等の考えが浸透し、新しい夫婦、家族の在り方として注目されています。

共働きの家庭で家事をする夫の割合

パパもママもフルタイムで働いている共働き世帯は増加傾向にありますが、家事の分担は思ったようには進んでいないようです。日本FP協会の調査では、共働き家庭でパパがまったく家事をしないと答えたママは26.5%になり、手伝いはしてくれるがママの方が負担が大きいと感じているママは全体の90%以上にもなります。

同じように仕事をしていても、家事や育児はママがするものという考えがなかなか抜けないようですね。そんな中で、パパが主夫になるというのはまさに最先端の考え方です。

もちろん、それが正解ということではありませんが、男性のプライド、女性の役割、という考え方を捨てて柔軟な姿勢を持つことで、オリジナルの夫婦の形を作り出すことができるのではないでしょうか。

専業主夫と主婦の受け入れられる割合を比較

共働き世帯を対象にしたあるアンケートによると、「ママが専業主婦になりたいといったら賛成しますか?」という項目で、55.0%のパパが「はい」と答えました。一部、金銭的に余裕がないということで、反対する意見はありましたが半数以上のパパは賛成ということです。

一方、同じ質問をママにすると「パパが専業主夫になるのに賛成」というママは13.0%しかいませんでした。もともとママの方が稼ぎがよいなど特別な場合を除いては、経済面や子育て法、家事のやりくりなど不安要素が大きく反映された形です。

パパが専業主夫になりたいという割合も多くはないかもしれませんが、もしかしたらママのこうした考えも主夫の浸透を妨げているのかもしれませんね。

主夫が子育てをするときのメリット

パパと子どもの絆が深まる

世の中のパパが子どもと触れ合う時間は帰宅後のほんの少しの時間や、会社が休みの日など限られた時間しかない場合が多いのではないでしょうか。さらに仕事で疲れていると、子どもと一緒に遊んだり、出かけたりすることが面倒に感じてしまいます。ママからすると「パパは子どもに無関心」「パパは子育てに非協力的」などと思ってしまいますね。

パパが主夫になると、当然ですが子どもと一緒にいる時間が長くなります。それだけでなく、日々の成長をサポートする責任が生まれます。毎日の生活の中で、パパが真剣に子どもと向き合わざるを得なくなるのです。

子どもにとってママとの絆は妊娠~出産、授乳などのお世話を通して築かれたものがありますが、パパとの絆を築くには主夫という選択は最適です。

男性ならではの子どもとの関わり方ができる

子育て法にも男女の違いが出て、子どもの成長にも影響を与えるようです。パパが子育てをした場合、ママがするよりも子どもの体力がつき、言語能力が発達する、自尊心や社会性が高まるというデータがあります。

これは、パパのほうが力があるため外遊びが頻繁にできることや、子どもが「ママ」という絶対的存在以外にパパとも家庭内で深く関わりをもつため学びが多いことが関係しているのかもしれません。

また、ママは危ないことはさせない「守り」の育児、パパはどちらかというとチャレンジさせる「攻め」の育児をします。ママからは優しさや安心感を得られ、パパからは積極性やたくましさを学ぶ。どちらがよいということではなく、夫婦で育児にバランスよく参加することが重要なのかもしれませんね。

パパがママの子育ての大変さを理解する

これまで仕事一筋だったパパが主夫になると、今までママがこなしてきた家事、育児の大変さを思い知ることになるでしょう。お金や時間をやりくりしながら終わりのない家事の繰り返し。また、掃除・洗濯・料理など複数を同時進行しなくてはならないこともありますよね。

さらに子どもはほかの仕事のように待ってくれませんし、日々成長する命を守っていく責任ものしかかります。これまでは「家で楽しているんだろう」と思われていたママへのまなざしが一変するかもしれませんね。

ママが家計を支える場合は働いて家族を養う責任を痛感しますし、これまでパパに抱いていた感情も改めるきっかけになるはずです。夫婦がお互いをねぎらえるようになれば夫婦円満、家族円満につながりますね。

主夫が子育てをするデメリットと打開策

子育てに不慣れなパパをママも応援しよう

女性は家庭に入って子育てをし、男性は外で働くという考えは古い固定概念のように思えますが、生き物としてある意味自然な形であるともいえます。パパは頑張っても子どもを産むことはできませんし、母乳も出ません。

ママであれば気が付く赤ちゃんの小さな声に反応して、夜中に起きることもパパには難しいことです。家事も不慣れなため時間がかかり、ママの満足のいくできではないかもしれません。

ただ、ママだって料理や洗濯が初めからできたわけではないはずです。苦手なこと、不慣れなことは方法を教えたり、手伝ったりして協力していくことが必要です。家事、育児の中で感じる孤独はママも十分わかるはずです。

パパだって戸惑いながら毎日を送っていることを理解し応援しましょう。

ママが働けない出産前後は貯蓄で乗り切ろう

ママが働き、パパが主夫になると決めても、子どもを産むことだけは交代することができません。ママは育児休暇を取得して、産後の身体を回復させる義務と権利があります。

育児休暇は最低でも8週間。産前から大事をとって、産休を取ることも普通です。こればかりは命にかかわることですから、無理に働けとはいえませんね。

そうなると、当然ママの収入は減り、ただでさえ物要りな赤ちゃんの誕生時期に貯蓄を切り崩す生活が強いられます。主夫であるパパがこの時期だけ働くというのも難しいですし、ママが動けない分ここが主夫の力の見せ所のはずです。

妊娠、出産を視野に入れている主夫家庭は、収入減を見越して計画的に貯蓄をしておくことが大事ですね。

2人で選んだ生活スタイルに誇りを持とう

夫婦で納得して主夫を選んだパパ。社会の理解は進んできたとはいえ、まだまだ風当たりが強い部分は否定できません。

とくに、パパの両親など、年配の人々からは「妻の収入で暮らしている」「働く意欲がないのか」など、誤解されてしまう可能性があります。主夫を理解しない人の中では、働いていないパパは無職も同然。「かわいそう」と思われてしまうこともしばしばです。

ですが、誰になんといわれようと、家族の生活がそれでうまく回っていて、幸せであればなんの問題もありません。堂々と新しいスタイルで暮らすことが、これからの主夫の浸透を促すはずです。

家族の形に正解はなく、常に変化していってよいものです。こだわりを捨てて、2人らしさを大切にしましょう。

まとめ

周りの意見を聞いてみると、男性の中には主夫になりたいという人もいて、否定的な意見もあまり多くありません。ただ、その中には甘い考えでいるパパも多く、実際に主夫になると「外で働いているほうがマシ!」と訴えることになる現状もあります。

まだまだパパが主夫になることへのハードルは高そうですが、徐々に世間の偏見がなくなれば専業主夫の増加もあり得るのではないでしょうか。パパが主夫になることを検討しているご家庭への、一つのヒントになればと思います。

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teniteo WEB編集部

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