就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

ガーデニング始めるなら育て方を知ろう!基本から種類別育て方まで

ガーデニング始めるなら育て方を知ろう!基本から種類別育て方まで

ガーデニングという言葉に興味がわいたら、さっそく始めよう!何を準備すればよいか、お水はどれくらいあげればよいか、基本の植物の育て方をおさえておきましょう。手軽に楽しめる多肉植物や、収穫の楽しみがあるハーブなど、それぞれの育て方もご紹介いたします。

ガーデニングの基本!花の育て方

土作りなどの下準備〜摘心(新芽の整理)まで

育ててみたいお気に入りの苗が見つかったら、さっそく下準備を始めましょう。用意するものは、鉢、水はけのよい用土のほか、肥料や軽石などです。土の種類は、肥料分があらかじめ入っている培養土を使うのが手軽でおすすめです。選んだ苗の種類に合ったものを選びましょう。

次は苗です。茎の部分を指の付け根ではさむように支えながら、ポットを逆さにして苗を取り出しましょう。根が密集していたら、その部分をすこし取ってあげてください。

ここまで準備ができたら、苗と苗の間隔をあけながら植えていきましょう。その後ある程度育ったら、新芽の整理をしてあげるとよりたくさんの花をつけることができます。花の種類によって方法が変わるので、ぜひ調べてみてくださいね。

乾燥とたっぷりの水やりでメリハリをつけて

花を育てるうえで外せないのが水やりですね。

水やりの基本は、土の表面が白っぽく乾いてきたら、鉢の底から流れるくらいたっぷり水をあげることです。土が乾いていないのに水をあげ続けていると根腐れを起こしてしまいますので注意が必要です。

植物の吸水量は、株の大きさや季節によって、また置き場所や用土の質・量によっても大きく異なります。例えば、日当たりの悪い場所や木の下などでは土はなかなか乾きませんが、マンションのベランダ、特に高層階などは乾きが早いので、こまめな水やりが必要になってきます。こういった乾燥しやすい場所ではときどき株全体に水をかけてあげるのがおすすめです。

それぞれの個体や環境に合った水やりの仕方を見極めましょう。

時期にあった肥料で花もイキイキ!

植物が元気に成長するためには、水や二酸化炭素だけでなくさまざまな成分が必要です。

不足しがちな養分は肥料を与えることで補いましょう。葉の成長を促す、大きな花や実がなるようにしたいなど、目的によって肥料を与える方法やタイミングはさまざまです。間違ったタイミングで肥料を与えてしまうと、反対に植物を傷めてしまうおそれもあります。

タイミングは大きく分けると二種類あります。植物が順調に生育するよう、植えつけ時に与える「元肥」、植えたあとにその成長に合わせて施す肥料のことを「追肥」です。追肥は、植物の育ち方によって必要なものが異なります。花や葉の色など、生育具合を見ながら、定期的に与えてあげるとよいでしょう。

ガーデニング初心者向き多肉植物の育て方

育てやすい春秋型多肉植物の育て方

多肉植物の育ち方にはサイクルがあります。もっとも育てやすいとされているのが、過ごしやすい春と秋に育ち、真夏と真冬に休眠する、春秋型と呼ばれるものです。

このタイプの育て方はまず、植物が育つ、春・秋には日当たり、風通しのよい場所に置くようにしましょう。室外に置く場合は雨が当たらないところを選んでください。この時期には、土が乾いたら、鉢底から流れるぐらいにたっぷりと水を与えてあげるようにしましょう。そして休眠期に当たる夏と冬の水やりは、乾いた土を湿らせる程度におさえます。

また、置き場所にも注意が必要です。日差しが強い夏には、直射日光は避けて、明るい日陰で管理します。冬には室内の日当たりのよい場所を選んで管理するようにしましょう。

耐暑性がある夏型多肉植物の育て方

夏型の多肉植物は、乾燥に強いという特徴があります。冬は休眠状態に入るため、その時期の水やりはできるかぎり控えてください。

春・秋は表面が完全に乾いてから2~3日後に水をやりましょう。夏場は月に3回程度が目安です。

耐暑性があるというのも夏型のポイントで、日当たりがよいところに置くのがよいとされていますが、暑すぎてダメになってしまうケースも多くみられます。暑さの厳しい夏には、時間帯に合わせて置き場所を選んであげるとよいでしょう。

一方で日照時間の短い冬は、日当たりのよい場所に置くのが最適です。夏型多肉植物に分類されるものの中でも、「エケベリア」のように暑さに弱いものも存在します。種類によって育て方が変わるので注意しましょう。

真夏は休眠する冬型多肉植物の育て方

冬型多肉植物は、秋から春にかけてが生育期にあたり、秋には花を咲かせるものが多いです。基本的に冬は日当たりのよい室内で、春から夏は風通しのよい半日陰に置いてあげましょう。夏が休眠期になるので、春から徐々に与える水量を減らしていき、真夏には断水状態で管理します。そして秋からまた少しずつ水をやっていきます。

生育期である冬には、土が乾いたらたっぷり水を与えるようにします。冬型は、生育に適した温度が低く、冬に育つのでその名前が付いていますが、決して寒さに強いわけではありません。

品種にもよりますが5℃以下になると霜がついて根腐れを起こしたりする場合があります。室内でも暖かいところを選んで育ててあげるよう気をつけましょう。

ガーデニングを味わうハーブや野菜の育て方

リラックス効果大!ラベンダーの育て方

ラベンダーはきれいな紫色と心地よい香りが魅力のハーブです。その精油はリラックスや精神安定に効果があるとされており、広く愛されています。

ラベンダーはもともと、乾燥した気候の土地に自生する植物です。湿度の高いところは苦手なので、日当たりがよく、風通しのよいところで育てるようにしましょう。

また、高温にも弱いため、真夏の時期には涼しい場所に移動させてください。水をやりすぎると弱ってしまうため、土がしっかり乾いているのを確かめてからやるようにしましょう。そのとき、葉や花にはかからないよう、根本に優しく水を与えることがポイントです。

ラベンダーは虫がつきにくく、肥料もあまり必要としないことが多いのでガーデニングの入門におすすめです。
26 件

関連記事

この記事のキーワード



人気のキーワード

  • テニ-とテーオ
  • teniteoBRAND