妊娠中にマタニティアートをしよう!セルフで楽しむ方法や魅力を紹介
「マタニティアート」をご存知でしょうか?最近ではテレビや雑誌などで取り上げられることも増え、妊婦さんの間で人気が出てきています。妊娠中だけの特別なアートを、ぜひ体験してみませんか?今回はマタニティアートについて紹介します。セルフで行う方法もありますので、参考にしてみてくださいね。
マタニティアートの時期や時間、値段の目安
マタニティアート(ベリーアート)とは?
インドや北アフリカなどの地域では、古来より魔除けや安産祈願を兼ねて、妊婦さんのお腹にペインティングする「メヘンディ(ヘナアート)」がありました。その伝統文化が徐々に世界に広まり、今ではマタニティアートとして多くの妊婦さんの注目を集めているのです。
もとは植物染料のヘナで伝統的な絵を描いていたものが、現代ではカラフルな絵の具でそれぞれの思いを描くようになりました。マタニティアートは、安産祈願とともに気持ちも明るくしてくれる素敵なアートといえますね。
マタニティアートの時期や時間は?
妊婦さんは、一般的に妊娠6カ月ごろからお腹がふっくらし始めます。10カ月以降はというと、お腹も大きくなり、同じ体勢でいることが負担になる可能性が出てきます。臨月はいつ産気づいてもおかしくないことから、やはりお腹の丸みもあり、妊婦さんの負担にならない妊娠8カ月から9カ月ごろがよいといえるでしょう。
中には、安産祈願を込めて戌の日に1回目、8カ月から9カ月に2回目といったように2度アートを楽しむ人もいます。お腹の大きさも比較でき、素敵な記念になりそうですね。ペイントの時間は大体1時間程度、撮影も入れると、休憩をはさんだとしても合計2時間程度で終わるようです。
マタニティアートの値段は?
それぞれペイント料金・交通費・出張費・オプション料金などの設定金額が違いますので、よく確認してみましょう。アーティスト先に出向いてペイントする場合は、講師で13,000円、アーティストで11,000円、新人アーティストのモニターなら6,000円ほどのようです。
また、マタニティフォトを行っているフォトスタジオでは、オプションとしてマタニティアートをしているところもあります。料金やデザインの傾向などフォトスタジオによって違いますので、事前にチェックしておきましょう。
マタニティアートの魅力的なポイント
赤ちゃんと会うのが楽しみになる
例えば、より「赤ちゃんと会うのが楽しみになる」という点です。妊娠中はホルモンバランスや体の大きな変化により、精神的に不安になったり、イライラしたりすることも多く、幸せなはずの妊婦生活を、ネガティブに感じてしまうことも珍しくありません。
ですが、妊娠中の大きなお腹だからこそできるマタニティアートをすることで、妊娠がいかに神秘的で、今がどれほど特別な時間か、改めて気づくことができます。
また、お腹に描かれた素敵なアートから、赤ちゃんの存在を強く感じることができるでしょう。お腹を見ているだけで愛おしく、赤ちゃんと会うのがとても楽しみになりますよ。
リフレッシュにもなり、リラックスできる
また、実際にお腹に絵を描く様子を一から見ることができるので、芸術的な体験もでき、さらなるリフレッシュ効果が期待できます。
お腹の赤ちゃんを思いながら描かれていくアートを見ているだけでも、とても優しい気持ちになるものです。アーティストと会話を楽しむのもよいですし、徐々にできあがっていく様子をじっくり眺めるのもよいですね。穏やかで優しい時間を楽しんでくださいね。
写真で残すと一生の記念になる
成長した子どもにもぜひ見せてあげてくださいね。きっと赤ちゃんに会えるのを心待ちにしていたママやパパの気持ちが伝わりますよ。
写真を撮るときは、色々な撮り方をしてみましょう。お腹のアップや全身、斜めから撮るのも素敵ですよ。中にはパパのお腹にもペイントを施して、ママと一緒に写真を撮る人もいるそうです。夫婦や家族みんなで、楽しみながら写真を撮ってみてくださいね。
セルフでもできるマタニティアートのやり方
セルフアートを始める前に用意する物
【用意する物】
・肌に使用できるボディペイントやフェイスペイント用の絵の具
・筆(太さの違うものをいくつか)
・筆を洗う容器(紙コップなど)
・パレット(なければ紙皿でも可)
・ウェットティッシュ(間違えたときに消すため)
服装は、お腹が出しやすい上下セパレートの服が便利です。絵の具が服につくと困る場合は、フェイスタオルなどを服にかけてカバーしましょう。また、新聞紙を足元にしいておくと床も汚れず安心ですよ。