赤ちゃんと秋のお散歩。快適にお出かけするための服装とは
涼しくなる秋には、赤ちゃんとお散歩に出かけるのを楽しみにしているママもいるのではないでしょうか。秋は暖かいと思っても急に寒くなることがあるので、赤ちゃんの服選びに迷いますよね。肌寒いときも安心で、赤ちゃんが快適にお出かけできる服装を成長に応じて紹介していきます。
お散歩デビューから寝返り期の秋の服装
重ね着すると保温性アップ
服装に迷うときは、重ね着をしておくと途中で暑くなっても対応できるので安心ですよ。
新生児は肌着を2枚着ると暖かくて快適です。上から長袖のカバーオールや2ウェイオールを重ね着しましょう。
寝返り期の赤ちゃんはロンパースの上に長袖のカバーオールを重ねるのがおすすめです。ロンパースは元気よく動いてもお腹が出ないですし、足の動きを邪魔しません。カバーオールと重ねることで、暖かく着ることができますよ。
お散歩デビューは赤ちゃんもママも疲れやすいものです。お出かけは1時間を目安にしましょう。
寒くなってきたらアウターをプラス
赤ちゃんと日中お散歩に出かけたときは、外の空気が気持ちよくて公園などに長居してしまうこともあるでしょう。買い物が長引いたり、知人に会って話し込んでしまったり。予定外のことがあるかもしれません。
秋は日が陰ると急に寒くなるので、アウターを持ってお出かけしましょう。フード付きのベストや薄手のジャンパーは、寒さから赤ちゃんを守ってくれますよ。
お散歩中に冷たい風が吹くと、赤ちゃんの頭や足が冷えてしまいます。ニットの帽子や靴下も持っておくと安心です。
赤ちゃんが寝てしまったときのために、ブランケットやおくるみも準備しておきましょう。
ママもおしゃれをしながら防寒
抱っこ紐の上からでも、さっと羽織れて保温性の高い「ロングカーデ」は、赤ちゃん連れのママに人気ですよ。肌触りのよいものなら、赤ちゃんに触れたときも安心です。産後のお腹まわりもさりげなくカバーしてくれるので嬉しいですね。
忙しいママは、羽織るだけでかっこいい着こなしになるキルティングコートを選びましょう。汚れても洗える上に、キルティングは軽くて暖かいので重宝です。おんぶ紐と一緒に使ってもママの肩への負担が少なくてよいですよ。
少しずつ動き始めたハイハイ期の秋の服装
動きやすく脱ぎ着しやすいもので体温管理
ハイハイのときは膝をカバーしている服装がよいですよ。膝が床に直接当たるとハイハイを繰り返すうちに膝が傷ついてしまうかもしれません。
ハイハイ期は上下がつながっているカバーオールより、セパレートの長袖Tシャツとズボンのコーデが動きやすいのでおすすめです。
また、下着としてロンパースを着せておくとお腹が出ないので安心です。秋は寒い日もあるので、お腹の冷えも心配ですよね。
ロンパースは股にスナップが付いているので、脱ぎ着しやすくおむつ替えも簡単にできるので便利ですよ。
綿素材へ衣替え!かわいい秋コーデ
そのため吸水性や通気性だけでなく、保温性にも優れている綿素材の下着に衣替えしましょう。先ほどお伝えしたようにハイハイ期の赤ちゃんはロンパースの上に長袖のTシャツとズボンがおすすめの秋コーデです。
ロンパースを綿素材にすると、汗を吸い取ってくれますし、保温性があって暖かいです。肌寒いときはベストを重ねましょう。袖のないベストは手を自由に動かすことができます。
お出かけのときはパーカーの付いたアウターがおすすめです。パーカーは首元が暖かいですし重ね着をするとおしゃれに見えますよ。
秋といっても紫外線には気をつけて
一般的に4月から9月の紫外線が強いといわれていますね。秋の初めごろのお散歩は短めにしておいた方がよさそうです。ハイハイ期の赤ちゃんはベビーカーや抱っこ紐でのお散歩になると思います。
ベビーカーのひさしを下して紫外線から赤ちゃんを守りましょう。抱っこ紐のときは帽子をかぶっている方が紫外線をカットできるので安心ですよ。
日光に当たることは赤ちゃんの成長によい影響を与えるともいわれています。また外気に触れることは五感の発達にも大切なものです。紫外線に注意しながら、お散歩を楽しみましょう。
活発に動き回るひとり歩き期の秋の服装
カーディガンやタイツが大活躍
気温差のある秋は、とにかく温度調節できる服装が基本になります。そのため羽織ったり脱いだりできるカーディガンは秋にぴったりのアイテムです。前のボタンを止めればいっそう暖かくなり、ボタンを外して羽織ればおしゃれに見えますよ。
ひとり歩きを始めたころは、長ズボンより短パンやスカートが足を動かしやすくてよいですよ。しかし秋は風が吹くと足から冷える心配があるので、伸縮性のあるタイツやレギンスと合わせるようにしましょう。
成長とともに自分で服を着たがることもでてくるので、簡単に着ることができる前開きのワンピースなどもおすすめですよ。