赤ちゃんにウォーターサーバーは便利!安全なお水を選ぶポイントとは
「小さな赤ちゃんの口に入るものすべてにこだわりたい」と考えるママは少なくありません。その中でもとくに避けることのできないものが「水」です。安全なお水を手に入れる手段としてウォーターサーバーを検討するのも一つの方法です。ウォーターサーバーのメリットや選ぶポイントについて一緒に見ていきましょう。
ウォーターサーバーのメリットとは
安心安全でミネラル豊富なお水
たとえば、天然水のウォーターサーバーは、環境汚染物質や放射能の影響を受けていない深い地層の地下水を採水して使用しています。さらに、そのミネラル豊富なお水をナノサイズの不純物まで取り除けるフィルターを用いてろ過しているのです。
ウォーターサーバーにお水が設置されてからも徹底した衛生管理は続きます。サーバー自体にクリーニング機能を搭載したり定期的にメンテナンスを行ったりすることで、サーバー内は常に清潔が保たれるのです。
お水を買って運んでくる手間がはぶけて便利
しかし、お水が入った重たいボトルを女性の力で運ぶには限界があります。しかも、ママが赤ちゃんを連れて買い物に行く場合には、ママ自身が赤ちゃんを抱っこかおんぶする必要もあるため、その状態で重たいものを運ぶのはかなりの重労働でしょう。
とはいえお水は毎日必要になるものなので、週に2~3度は買い足さねばならず負担が大きいものです。けれど、ウォーターサーバーがあれば業者がお水を運んでくれるのでママの手間がはぶけます。
災害時の備蓄水としても使える
災害時に必要になるお水は、国が定める基準によると成人で1日3Lが必要になるといわれています。これを家族分、備蓄しておくということは容易なことではありませんね。
しかし、ウォーターサーバーなら日常的にお水のボトルを使用しているため、災害時のためだけに水を買いそろえる必要がないのです。また、ウォーターサーバーは家族全体の消費量を計算してお水を注文する仕組みになっているので、常に家族に必要な分を確保しておけます。
さらに、ウォーターサーバーなら定期的に新しいお水を配送してくれるので、常に新鮮なお水を備蓄しておくこともできるのです。
ウォーターサーバーのお水ってどんなの?
ペットボトルとの違いとは
一方、ウォーターサーバーは契約する会社や内容によって差がありますが、12Lボトルでおよそ1,000~2,000円ほどかかるので、この時点でペットボトルの方が2~5倍ほど安くなります。これに加えて、ウォーターサーバーの場合は電気代などの諸費用も必要になります。
ただし、ペットボトルは冷蔵庫内で保管するならある程度スペースが必要なので、食材の収納とのバランスを考える必要があります。
その点、ウォーターサーバーなら、冷蔵庫に入れなくても常に冷たいお水や80~90℃のお湯を使うことができます。これはペットボトルと大きく違って便利な点ですね。
大別すると天然水とRO水がある
天然水は、厳重に管理された水源地から汲み上げられた地下水です。採水地によってミネラルの配合量や味わいなどが異なります。
お水そのもののおいしさを味わうために、ろ過処理などは必要最低限となっています。そのため健康志向の人から人気ですが、硬度が高いお水は赤ちゃんの体には負担となります。そのため、調乳などにはおすすめできません。
RO水はほぼ純粋に近い状態にするため、人工的に不純物などを排除しています。RO膜というナノサイズのフィルターでろ過するので、細菌や重金属などが徹底的に取り除けます。ミネラル分もろ過され硬度が低くなるので、赤ちゃんにも安心ですよ。
サーバー会社によってお水の種類は異なる
種類豊富な水の中でも扱っている会社が多いのが、「富士山」の水です。富士山のお水は、豊富なミネラルと天然水素、そしてバナジウムを含んでいるので美容や健康に関心が高い女性に人気です。
「日田天領水」も人気があります。大分県日田市から採水されるお水で、体の毒素である活性酸素を体外に排出する活性水素が含まれているそうです。
京都府の福知山市周辺で採水される「奥京都」の水は、そのおいしさから注目を集めています。硬度30の軟水なので調乳への使用もおすすめです。
ほかにも種類はさまざまですが、先ほど紹介したRO水も安全性の高さから選ぶママが多いようです。
ウォーターサーバーを選ぶ前に確認しよう
コストはどのくらいかかるのか
会社によって「お水の単価は安いがサーバーレンタル料や配送料が高い」「お水の単価は高いけれど配送料やメンテナンスが無料」などの違いもあるため、会社ごとのコストの単純比較は難しいです。
トータルコストでどれくらいかかるのかを比較するためには、初期費用や毎月のお水の消費量、電気代などのランニングコストだけでなく、解約金などイレギュラーなことにかかる費用についてもしっかりと確認しておきましょう。
想定していなかった費用の追加請求が発生してしまった、ということは避けたいですよね。