子どもがいる家庭が悩む転勤のタイミング！決めるポイントや心がけ

2019,4,20 更新

転園前にお別れ会で心の準備をさせてあげて

急な転勤の場合は特にバタバタしている中ではありますが、今の園でのお友だちとのお別れの機会をしっかりと設けてあげられるとよいですね。

園では、先生に相談をすればクラスでお別れ会を開催してもらえることもあります。特に仲のよいお友だちがいれば、個別に転園することを伝えて一緒に遊びにお出かけをするなど、思い出作りをしてあげてもよいですね。

今までのお礼も兼ねて、プレゼントを用意しようと考えるママもいるかもしれません。園の先生へのプレゼントは、受け取ってはいけないルールになっていることもありますので、子どもの描いた絵やお手紙を渡すのもおすすめですよ。お友だちへのプレゼントの場合も、相手に気を遣わせないよう、高価なものは避けた方がよいでしょう。

転園の話はポジティブに伝える工夫を

転園は、確かにお友だちと離れてしまう寂しいイベントではありますが、子どもに伝えるときはなるべくポジティブに伝えるように心がけましょう。転勤は嫌なもの、悲しいものというイメージではなく、寂しいけれどわくわくもするもの、というイメージを持ってもらえるとよいですね。

転勤先の近くにあるレジャースポットを具体的に示して、引っ越したらこんなところで遊べるよ、などと楽しみを持たせてあげてもよいでしょう。お友だちとの別れについても、「毎日会うことはできなくても友だちであることに変わりはないし、新しい園でまた新しい友だちができるよ」とポジティブな面を伝え、子どもの不安を少しでも軽減させてあげられるとよいですね。

まとめ

転勤のタイミングや転勤にともないやるべきこと、心がけることについてまとめましたが、いかがでしたでしょうか。

子どもにとって転勤は、一時的には環境の変化による負担もあるかもしれませんが、お友だちも増え、社会性・順応性を高めるよい機会でもあります。

最初は特に子どもの変化に十分に気を配りながら、転勤というイベントを家族で乗り切りましょう。そして、新天地で家族で過ごす生活が楽しい毎日になるとよいですね。