デコルテのしわが目立ってきた!原因や毎日の生活で気をつけたいこと
「最近デコルテにしわができてきた気がする」「デコルテにしわができて老けた」など、年齢とともにできやすくなるデコルテのしわに悩んでいるママも多いかもしれませんね。ここでは、デコルテのしわはどのようなことが原因でできるのかや、美しいデコルテを手に入れる方法などをご紹介します。
デコルテは外部からの刺激を受けやすい
皮膚が薄いため刺激や老化が現れやすい
デコルテは人の体の中でも特に真皮層が薄いといわれている部分です。その分、外的刺激を受けやすいといわれています。真皮層が厚いとお肌に弾力を保ちやすいですが、薄いとちょっとしたことでしわやたるみができてしまいますよ。
デコルテはデリケートなので、年齢が出やすい部分です。顔は潤いや弾力があってきれいでも、デコルテ部分にしわやたるみがあると老けて見られる可能性があります。
紫外線にさらされるため乾燥しやすい
特に、夏場は紫外線が強いほかに、汗をたくさんかくのでお肌が乾燥しやすくなっています。お肌が乾燥するとバリア機能が低下するため、乾燥による小じわや弾力が失われる原因になるでしょう。
顔は日焼け止めを塗る、化粧をする、帽子をかぶるなど、対策をきっちりしていても、デコルテ部分は忙しいとお手入れを忘れがちです。子どもと遊ぶと汗をかいてすぐに日焼け止めが流れてしまうので、デコルテ部分もこまめに日焼け止めを塗り直すことが大切ですよ。
姿勢や頭の重さによる負荷がかかりやすい
首とデコルテ部分は、4kg以上あるという頭を常に支えています。常に大きな負荷がかかっておりよく使う部分でもあるので、ほかの部分よりも老化しやすい箇所なのです。
また、鎖骨付近のしわは、姿勢が関係しているといわれています。パソコンやスマホなどを見ていると自然と前かがみになることが多いですが、前かがみの姿勢は両肩が上がってしまうので鎖骨や首元にしわができやすくなりますよ。
下を向く時間が長いとシワができやすくなるため、姿勢を正すところから始めてみましょう。
普段の生活の見直しがしわ改善の近道!
顔と同じケアにリンパマッサージをプラス
デコルテ部分にはリンパ管やリンパ節が集まっています。リンパの流れに沿ってゆっくりマッサージすることで血流をよくし、しわ、たるみ、くすみ、むくみの改善などを促す効果が期待できます。お風呂上がりは血行がよくなっているので、スキンケアをした後にリンパマッサージをするとよいですよ。
リンパマッサージをするときはクリームやオイルを塗って、お肌に負担がかからないように気をつけましょう。毎日マッサージすることで、若々しいデコルテの状態を保ちやすいです。
紫外線の予防と日焼け後のケアを念入りに
日焼け止めを塗るときは塗り残しがないように気をつけましょう。また、紫外線の強い日は日焼け止めを塗っていても、紫外線カット効果のある服やストールなどで隠すようにすると紫外線の予防効果が高まりますよ。
日焼けしないように気をつけていても、公園や買い物などで外出する機会の多いママは紫外線によるダメージを受ける可能性が高いです。日ごろのスキンケアではしっかりと保湿をおこない乾燥を抑えるようにしましょう。
紫外線の強い時期は夏場ですが春はもちろん、秋冬も降り注いでいます。冬はデコルテが見えるような服を着ることはあまりないかもしれないですが、一年を通して気をつけてくださいね。
意識して姿勢を正そう
すでにできてしまったしわが今以上に目立つものにならないように、意識して姿勢を正しましょう。普段から姿勢がよくないママの場合、初めのうちは正しい姿勢を続けるのがしんどいと思うかもしれませんが、慣れれば楽になります。
意識することを忘れそうなときは「姿勢」と書いた紙を部屋のドアや冷蔵庫などに貼っておくと思い出しやすいですよ。
ネックレスのようなしわを消すエクササイズ
デコルテ周りの血流を改善しよう
【手順】
1.イスに浅く腰掛けます。
2.両腕を耳の横あたりを通るように頭の上に伸ばし、左右の手の甲同士を合わせます。
3.両腕をゆっくり下ろし、お尻の後ろで左右の指先を合わせます。
4.2~3を10回程度繰り返します。
腕を上に伸ばしたときは顔もやや上に動かし、腕を下ろしたときは正面を向きましょう。簡単にできるエクササイズなので短い時間でサッとできます。家事の合間の休憩やテレビを見ながら、朝起きたときなど時間を見つけておこなってくださいね。