2歳でもできる学習を知りたい!子どもと一緒に遊びながら学べる方法
2歳になると少しずつできることが増えてきます。このタイミングで、より知的能力や身体能力を伸ばせるように子どもに適した学習方法はないかと考えるママは多いでしょう。そこで今回は、2歳から学習をスタートするメリットや様々な学習方法について解説していきます。
2歳から学習を始めるメリットと適した学習
自我が芽生える時期なので学習効果が高い
成長の証でもあるため、まずは子どもの意欲を受け止めるようにしましょう。すると子どもは、自分のやりたいという気持ちをママがわかってくれたと感じてさらにやる気が高まります。
とはいえ、子どもに任せると時間もかかるし、こだわりが強いとフォローするママも大変かもしれません。しかし、上手に子どものやる気を受け止めれば、高い集中力で学習に没頭できるようになるでしょう。知能の発達も目覚ましい時期なので、大きな学習効果が期待できます。
2歳ごろには多くのことができるようになる
また、大人の動きを見て真似することや手先を使った遊びもできるでしょう。特に3歳に近づくにつれて、指先が器用になっていきます。
精神面では、自我が芽生えるので色々なことに興味を示し、自分でやってみようという意欲を持つようになります。言葉もどんどん習得していくため、意味を持つ言葉も話せるでしょう。
2歳の時期は遊びを通して「手や指の運動」や「感覚や知覚」を伸ばしていくので、子どもの能力をより高めるために、遊び感覚で取り組めるような学習の機会を多く与えたいですね。
どんな遊び学習が適しているかを知ろう
そうして自然と吸収してきた知識を、整理しようという方向に向かうのが2歳児です。例えば、物の大小や長短、細い太いなどの形の違いや順序、色の違いなどに少しずつ気がつくのがこのころです。
このように、比較や分類、物事の秩序などに敏感になっていくので、大小の比較や色分けなどの頭を使う学習を遊びの中に積極的に取り入れるのがおすすめです。ただし、いきなり高度な内容に取り組むよりも、まずは「ひとりでできた」という達成感を得やすいように子どもの能力に合うものを選びましょう。
室内で子どもとできる学習法やおもちゃ
体を動かす運動系の遊び学習
例えば、布団やマットの上をコロコロ転がる遊びがあります。横たわった状態から体全体で左右に転がっていくだけの簡単な動きですが、平衡感覚や体幹が鍛えられますよ。
家庭用トランポリンもおすすめです。ジャンプに合わせ「1、2、3…」と数を数えれば、身体機能を高めると同時に数字への興味も促せるでしょう。
もっと手軽なものには、手遊びがあります。歌に合わせ手や指を動かす手遊びなら、道具は不要で広いスペースも必要ないため思い立ったらすぐにできますね。手先の器用さやリズム感が身につくというメリットがありますよ。
ママの真似をしながら学ぶごっこ遊び
例えば、ママが片足で立ったり、その場でジャンプしたりする動きを見せて、子どもがそれを見て真似する遊びです。真似をするためには、ママの動きをよく観察し、記憶する必要があるので、脳の発達も促されるでしょう。
また、想像力も身についてくるため、ままごとなどの「ごっこ遊び」も楽しめます。料理を作る、掃除をする、赤ちゃんのお世話をするなど、遊びを通じて体験することで生活の中のルールやマナーなどの社会性が身につき、情緒面も発達します。ままごとは女の子だけでなく、男の子も楽しく遊べますよ。
集中力を伸ばす細かい作業系の遊び学習
お絵かきや塗り絵などは、ペンを器用に持てる2歳児にぴったりでしょう。上手に描くことを目的とするのではなく、線を描くことや紙に色を塗ること自体に満足する子どもの気持ちを大切に、思う存分自由に楽しむ姿を見守りましょう。
粘土遊びやひも通し、シール遊びなども子どもの集中力と指先の器用さを高めていきます。2歳なら、折り紙遊びも楽しめるでしょう。
作業系の遊び学習では完成度の高さよりも、取り組んだことによる本人の達成感を大事にしたいですね。色々と体験する機会を与えて、本人が楽しみ集中して取り組めるものを見つけましょう。
知育系の学習をしたいときのアイデア例
知育系おもちゃで遊びながら学ぶ
2歳児にはパーツが大きなものの方が、容易に掴めて遊びやすいでしょう。アイデア次第で色々な形が誕生するので、子どもの創造力が高まります。
また、簡単なパズル遊びもおすすめです。決められた部分に同じ形のパーツをはめ込むタイプなら、形の認識力を高め、指先の発達が促されそうですね。
おもちゃの木琴やピアノなどを選べば、自分で奏でる音を楽しみながら音楽に親しむ心が育まれるのではないでしょうか?知育系おもちゃなら、遊びの感覚で無理なく学習できますよ。