子どもの習い事には日本舞踊を!おすすめの理由と知っておきたいこと
日本舞踊は、子どもの習い事にもおすすめです。普段の生活では、なかなか馴染みのない日本舞踊ですが、礼儀作法や正しい姿勢まで身につき、しつけの面でもとてもよいといわれています。ただ、ママにとっては、習わせるのに必要なものや、費用面で不安もありますよね。ここでは、習い事としての日本舞踊を紹介していきます。
知っておきたい!日本舞踊のあれこれ
習い始めるのは何歳頃がいいの?
1番ベストな時期は、もちろん子どもがやりたいと思ったときです。やる気がある子は、ぐんぐんと上達して、経験年数が長い子よりも上手になることもあります。
ただ、日本舞踊には、独特な動きが多くあります。ヒップホップなどのダンスと違い、テレビなどで見ることも少ないです。その独特な動きに慣れるためには、少しでも早い年齢から始める方がよいのかもしれません。
習うために必要なものや費用は?
そのほかには、着物の下に着る肌着、腰紐、足袋、帯など、着物を着る際に必要となってくる小物も準備する必要があります。
日本舞踊を習うのに必要なお金は、教室によって異なります。月謝のほかにも、入門料や舞台料金なども必要になってくることが多いです。費用面は、聞きにくいかもしれませんが、習う前に確認するようにしましょう。
日本舞踊の髪型、日本髪の結い方は?
まず大切なのが、前日にはリンスやコンディショナーを使わないことです。髪がサラサラになりすぎると、扱いにくくなります。日本髪の基本的な結い方は、インターネット上に動画がたくさんあるので参考にしてみてください。発表会などでは、日本髪をしっかりと結わないといけませんが、教室の先生が手伝ってくれることが多いので安心してください。
また、日々のお稽古は、髪の毛をしっかりとまとめていれば大丈夫、という教室が多いです。お団子やポニーテールなどで、着物の襟に髪がかからないようにまとめましょう。
日本舞踊が子どもにおすすめな理由
正しい姿勢と礼儀作法が身につく
日本舞踊などの伝統芸能は、礼に始まり礼に終わります。教室では、正座での正しい挨拶の仕方から学ぶことができます。また、現在では、家に畳が無いという家庭も増えてきていますが、日本舞踊では、ふすまや障子の開け方など、畳での正しい作法も学ぶことができます。
また、着物を着ているときの歩き方や、袂(たもと)の扱い方なども学ぶことができます。日本舞踊の所作を身につけると、自然と背筋が伸び、普段から正しい姿勢が身につくのは嬉しいですよね。
着物が自分で着られるようになる
日本に住んでいる日本人でも、着物の着付け方を知っている人は少ないです。でも、夏のお祭りや成人式、結婚式に参列するときなど、将来着物や浴衣を着る機会は多くあります。そのときに、着付け方を知っていると、きっと役に立つことでしょう。また、海外に行ったときに、さっと着物を着たり、外国人の方に着付けてあげたりすると、とても喜んでもらえます。
将来、着付け教室に通うとなると、お金も時間もかかります。小さい頃から日本舞踊を習い、着物の着付け方を学んでおくといいですね。
ママやおばあちゃんとも一緒に習える
家族で通うことができれば、家族の絆も深まります。また、発表会など同じ目標に向かってがんばることができ、目標を達成したときには家族みんなで喜ぶこともできます。パパなどほかの家族にとっても、みんなが一緒にがんばる姿を見ることができるのは、嬉しいものです。
孫と一緒に住んでいないおばあちゃんにとっては、お稽古のたびに孫に会えるとなると、とても喜んでくれるでしょう。日本舞踊を習ったことがないおばあちゃんであっても、日本舞踊の動きはそんなに激しいものではないので楽しめるはずです。
前向きに通うためにママができる心がけ
できたときは喜びを一緒に共感しよう
子どもは、褒められることで、より一層がんばることができます。褒められると自信がつき、もっと高度なことや新しいことにチャレンジしたい、と意欲的になっていきます。
子どもが何かできるようになった時や、何かを成し遂げたときに大切なのが、ママも一緒に喜ぶことです。子どもは、ママの表情をよく見ています。ママが喜んでいる姿を見ると、嬉しくなります。大袈裟なくらいに、一緒になって手を叩いたり、ハグしたりして、喜びを共有しましょう。