1歳の女の子の平均身長を知りたい。発育状況や伸びない原因と対策

2018,3,27 更新

身長を伸ばすために大切な3つの要素

体を作る基本となる「栄養」

子どもの成長を促すには、適切な「栄養」の摂取が必要となります。特に骨の成長には、カルシウム、マグネシウム、ビタミンD、たんぱく質等の摂取が関係します。

カルシウムは、食材によって吸収率が様々なので、安定して摂取するのが難しい食材といわれています。カルシウムが多く含まれる食材には、牛乳やヨーグルト等の乳製品、わかめやしらす等の海産物、豆腐や納豆等の大豆製品がありますので、積極的に日々の食生活に取り入れていきましょう。

近年、食生活の欧米化による偏った食生活や、インスタント食品やスナック菓子の普及により、食生活のバランスが崩れてきています。

まずは、普段の食事で偏りの少ないバランスの良い食事をこころがけましょう。

質の良い眠りを促す「運動」

子どもの身長を伸ばすのに必要な成長ホルモンは、夜寝ているときに多く分泌されます。

日中の適度な運動は、食欲の増進や質の良い睡眠を得るのに非常に良いものです。運動による心地よい疲労感は、深い眠りを導き、成長ホルモンをより多く分泌させることにつながるのです。

日中、適度な運動をしていないと、夜になっても眠くならなかったり、食欲不振につながります。ゲームやテレビなどによる夜更かし等も、質の良い睡眠の妨げとなります。まずは、子どもが良い睡眠をとるための環境を作ってあげましょう。

また、適度な運動は体や骨に刺激を与え、体や骨の成長にもつながります。体を動かし、ご飯を食べて、よく眠る。バランスの良い正しい習慣ができるとよいですね。

成長ホルモンが分泌される「睡眠」

子どもの成長に、一番欠かせないのは睡眠です。

特に22時～2時の時間帯に寝ていると大量に成長ホルモンが分泌されているといわれています。幼稚園や保育園が始まるまでは、ついつい大人の生活に合わせて、夜更かしをさせてしまいがちですが、子どもの成長を考えると早く寝させる習慣を作ってあげましょう。

そのためには、早くお風呂に入れて、ご飯を食べることが必要になります。お風呂に入るのが遅いと、目がさえてしまって、なかなか眠れないということにもなりかねません。18時～19時くらいにお風呂に入って、20時～21時に寝るという習慣が作れるとベストです。

なかなかパパの帰りが遅いママは大変ですが、習慣化していると子供の体内時計も作られくるものですよ。

まとめ

子どもの成長は様々で、どの子どもも同じではありません。自分の子どもの成長が不安なのはどのお母さんも一緒です。

そのなかで、日々の成長を記録し、成長曲線と比べながら、自分の子どもの成長を確認していくと、様々な病気や不安を取り除くことができます。

そして、子どもの伸び悩む発育状態の原因や対策を理解しておくことで、焦らずじっくりと自分の子どもと向かい合うことができます。

まずは、子どものバランスの良い食事、運動、睡眠を中心に、規則正しい生活をこころがけましょう。