出産前に部屋の模様替えは必要?快適な部屋作りのポイントと注意点
妊娠後の部屋作りにあると便利なアイテム
お昼寝にも使えるバウンサーを準備して
ベビーベッドは赤ちゃんが長時間横になっていても、体に影響がないという利点がありますが、場所をとるという欠点があります。その点、バウンサーなら広いスペースを取らず、楽に持ち運ぶこともできます。
バウンサーの揺れは心地よく眠れるように設計がされています。育児と家事に追われ大忙しの昼間、赤ちゃんがバウンサーの揺れで寝てくれたら時間に余裕が持てますね。
さらに、バウンサーは高さがあるので、赤ちゃんがほこりを吸い込みにくく、安心できるのではないでしょうか。
冬のウイルス対策にも。空気清浄機
空気清浄機を選ぶときのポイントは、お手入れのしやすさと加湿機能の有無でしょう。お手入れが複雑なものだと、フィルターの汚れが溜まりやすく、本来の吸引効果が発揮されなくなります。
加湿機能は便利ですがこまめにお手入れをしないとカビの原因になりやすいので、加湿機能の使用頻度が低い場合は、機能がついていないシンプルな空気清浄機がおすすめです。昨今、家電は驚くようなスピードで進化しているので、どんな機能がついているのか、お手入れのしやすさはどうかなど、電気店で確認してみましょう。
出産後すぐから幼児期まで活躍するマット
赤ちゃん用のマットの役割は、怪我の防止・防音効果・冷え防止などです。赤ちゃんのときはもちろん、幼児期でも子どもの足音をやわらげたり、衝撃から守ってくれたりするので、長い間活躍します。
マットを敷く場所は、赤ちゃんが昼間過ごす時間が長い場所がよいでしょう。ずりばいやハイハイをするようになると、より活躍します。
マットを選ぶときのポイントは、部屋の大きさに合うものを選ぶことです。パズルのように組み合わせるマットのパーツが小さいものだと、必要に応じて大きさを調整しやすいので便利でしょう。
赤ちゃんの成長に合わせた安全対策
電源コードやテーブルの角などに注意
寝返りやずりばいが始まると、ママの一瞬の隙をついて思いもよらない場所に移動していることがあります。赤ちゃんの行動範囲がどんどん増えることを想定して、手の届くところに危険なものがないかチェックしましょう。
電源コードは赤ちゃんがつかみやすく、つながった先の物が落下したり、プラグの穴は指を入れて感電したりする危険があるので、コードは隠してプラグの穴は塞ぐなどの対策をとりましょう。ローテーブルの角やテレビ台の引き出しなどにもカバーやストッパーを忘れずに。
鍵のない網戸からの転落に注意
ガラス戸であれば鍵がかかりますが、網戸には鍵がついていないのが普通です。これが盲点となって、網戸に手をかけたり体重をかけたりした赤ちゃんが窓の外に落下してしまう事故があるそうです。
縁側から落ちてもケガをしてしまう可能性がありますし、2階の窓だとしたらぞっとしてしまいます。「こんなところには手が届かないだろう」と思わず、網戸にも設置できるロックがありますので、赤ちゃんの行動範囲に網戸がある場合は利用してみましょう。
赤ちゃん目線で安全対策をしよう
また、お風呂の水が数センチだったとしても溺れることがあり、濡れたタイルで滑って頭を打つなど危険がいっぱいです。可能性をあげだしたらキリがありませんし、必要以上に脅えることはありませんが、部屋の安全対策の際には家電の設置場所や風呂場やキッチンへの侵入予防なども一緒に考えるとよいでしょう。
大事なのは赤ちゃんの目線になって、居心地のよさと安全性を両立させることですね。
まとめ
妊娠中は心身ともに不安定になるので、無理なく楽しみながら進めるのがよいでしょう。また、部屋がすっきりときれいな状態になっていると、新しく育児用品を購入したり赤ちゃんらしいインテリアに凝ったりするのも楽しいですよね。
心待ちにしている赤ちゃんとの生活をイメージしながら模様替えを進めると、妊娠期間も楽しい思い出になるのではないでしょうか。