【大阪】昔はこんなだった?大阪の歴史を体感「大阪歴史博物館」
みなさんはどのようにして今の大阪の町が作られてきたかご存知ですか?学生の校外学習や海外からの観光客が多く訪れる「大阪歴史博物館」では、子どもでもわかるように復元模型や映像を使って、大阪の歴史について学ぶことができます。昔の大阪は一体どんなところだったのでしょうか。
子どもも興味深々「大阪歴史博物館」
「大阪歴史博物館」とは?
「大阪歴史博物館」は大阪に住む人たちはもちろん、すべての人にこの地で培われた歴史について理解を深めてほしいという想いのもと、現在と将来について考えていける博物館を目指しているそうです。子どもに歴史や文化に対する興味を持ってもらうために、わかりやすい展示や体験なども行っています。
こちらの施設にはもう1つの呼び名があり、来館者の方から募集をして「なにわ歴博」という愛称でも呼ばれています。
さあ、昔の大阪にタイムスリップ!
この施設では、各階4つの時代をテーマに展示が行われており、見学は10階の古代エリアから7階の近代エリアに降りていくような順路になっています。
知らなかった!難波宮の世界へ
1階のエントランスホールから一気に10階の古代フロアまで上がると、難波宮(なにわのみや)の大極殿(だいごくでん)の世界が繰り広げられています。
ここは奈良時代に聖武天皇が造った宮殿で、天皇が執務などを行う場所を「大極殿」といいます。
大極殿の入口には天皇のお世話係である女官たちが整列して、子どもたちを迎えてくれます。ここでは宮廷の儀式の様子を大スクリーンを使って3分ほどでわかりやすく説明してくれるので、子どもも興味を持って観ることができるのではないでしょうか。
映像が終わると、スクリーン下のカーテンが開き地上57メートルから史跡難波宮を一望することができるので、ぜひ最後まで観て映像と一緒に楽しんでください。
見学にあたって映像や模型を使って歴史を振り返る「ハイライトコース」、実物資料などをゆっくり見てまわる「全周コース」の2つのコースがあります。貴重な実物資料がたくさん展示されているので、両方見て周るのもおすすめです。何か気になることがあれば、タッチパネルでその時代の説明を見ることもできますよ。