子どもが長く遊べるおもちゃ。選ぶポイントやおもちゃをご紹介
せっかくおもちゃを買うのだから、できるだけ大切に、長く遊んでほしいと思うのが親心ですよね。でも、好きだったおもちゃに、いつの間にか見向きもしなくなることは珍しくありません。いつまでも楽しく遊んでくれるおもちゃとは、どんなものでしょうか?子どもが長く遊べるおもちゃや選ぶポイントなどを紹介していきます。
子どもが長く使えるおもちゃ選びのポイント
使う年齢で遊び方が変わるおもちゃを選ぶ
例えば、積み木などは、小さいうちは、積み木どうしをふつけあって音を楽しむだけだったのに、年齢が上がってくると、いくつかの積み木を組み合わせて、なにかの形を作ろうとしますよね。
これは、指先のスキルが上がってきて「バランスを崩さないようにしながら、上にものを載せる」ということができるようになって、さらに「色々なものの形を、積み木を使って再現する」という、高度なことをしているようですよ。積み木一つでも奥が深いものですね。
こうして、お気に入りになったおもちゃは、一生もののおもちゃになっていきますよ。
ママも遊んでいたロングセラー商品を選ぶ
ママの時代から、今もなお販売されているおもちゃは、ロングセラーになっているということです。たくさんの人たちに、長く支持されている証拠ですね。「自分はこんな遊び方をしていたなあ」と懐かしく思い出したり、「こうすると、もっとおもしろいよ」と教えてあげたり、親子で一緒に楽しめますね。
フワフワの抱き人形や、お人形ハウス、ままごとセットやクッキングトイなどは、今でも根強い人気です。プリキュアやリカちゃん、バービーやサンリオ系キャラクターなども健在ですよ。ロングセラーの商品には、長く使いたくなるだけの魅力があるのですね。
パパも遊んでいたロングセラー商品を選ぶ
例えば、プラレールシリーズです。複雑な路線を組み立てるときの楽しさと、電車のスイッチを入れるときのわくわく感は、大人になっても忘れられないですよね。これで鉄道好きなったパパも多いのではないでしょうか。
プラレールには、昔と変わらないパーツもありますが、最新のテクノロジーで進化した、新しいパーツもいっぱいですよ。パパの方が、子どもより夢中になってしまうかもしれませんね。
そんな夢中になってるパパを見て、子どももそのおもちゃに興味を持ってくれます。パパが長く愛したおもちゃは、子どもも長く愛してくれますよ。
パーツが増やせるおもちゃは長く遊べる
知育にもよいパズル系のおもちゃ
例えば、先ほども触れました積み木は、知育にもよいおもちゃの代表です。指先だけでなく、頭も使いますし、積み木をつかむことで、手の力もつきますね。シンプルなものから、複雑なものまで、種類がたくさんです。
ピタゴラスシリーズは、三角形や四角形のパーツを磁石でくっつけながら、形を作るおもちゃです。まだ慣れないうちは平面で、上手になってくると立体物も作れますよ。バランスが大事なので、頭をいっぱい使いますし、集中力もつきそうですね。
これらは、年齢に合わせてパーツを増やしていくことで、長く遊べます。パーツが増えると、想像力も膨らみますね。
ボールが転がるおもちゃはみんな大好き
「クーゲルバーン」というおもちゃがあります。クーゲルバーンとは、ドイツ語で「玉の道」という意味で、ボールを傾斜のついたレールの上に置き、滑り台のように転がして遊ぶおもちゃです。
いろんなバージョンのものが市販されていますが、パーツを増やしていくことで、どんどんレールを長くしていくことができます。これなら、0歳から大きくなるまで、長く使えますね。
くもんの「くみくみスロープシリーズ」も、「クーゲルバーン」と同じようなコンセプトのおもちゃです。プラスティック製で、こちらも、年齢に応じてステップアップしていくことで、長く遊べます。
好奇心をくすぐる工具おもちゃ
子どものおもちゃと侮ってはいけません。アスコットの「大工さん」には電動ドリルがついていますよ。乾電池で動きます。
UKI UKI PROJECTの「収納できる 木製ツールボックス トントン 大工さんセット」やブリオの「ビルダー スターターセット」などは収納箱つきです。まるで本物と見間違えてしまいそうですよ。
ボーネルンドの「ケルチェッティ ビルダーキット テクノ ツールボックス」は、なんと車の組み立てができます。タイヤやハンドルなどのパーツもついていますよ。
生活に役立って長く使えるおもちゃ
音感アップになるピアノのおもちゃ
おもちゃのピアノには「ピアノ本来の使い方をする」ものと「音を出しながら遊ぶ」ものとがあります。どちらも、楽しく音感アップができそうですね。
「ピアノ本来の使い方をする」タイプは、音がしっかりしているものが多いですよ。ピアノそのものに興味がある子に、長く使ってもらえそうです。
遊ぶのが好きな子どもには「音を出しながら遊ぶ」タイプのものが、長くつきあってもらえそうですよ。このタイプのものは、楽器よりも、おもちゃとしての要素が多いです。マイクつきで歌が歌えたり、キャラクターが動いたり、ゲームができたりします。