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子どもがおもちゃを口に入れるのが悩み。危険を防ぐための対策

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口に入れても安全!おもちゃ選びのポイント

安全の目安「STマーク」のついているもの

赤ちゃんに新しいおもちゃで遊んでもらいたいときに目安にしてほしいのが「ST(セーフティ・トイ)マーク」です。日本玩具協会が定める玩具安全基準によって厳しい審査を通過した玩具だけにつけられる認証の「STマーク」は、現在国内で販売されている約7割の玩具につけられています。

主要な玩具メーカーのほとんどがこの審査を受けていて、国内で流通している玩具の安全性の基準を保つのに役立っています。STマークがついていない商品が安全ではないことには必ずしもなりませんが、STマークがついているということはメーカーが手間と費用をかけて自信をもって販売している商品とも考えることができます。

これからおもちゃを購入するときにはぜひ確認してくださいね。

大きさや形状、素材を基準に選ぶ

赤ちゃんにふさわしいおもちゃは、安全であることがまず第一に大事です。かわいらしいものや面白いものなど「これで遊んでほしい!」と感じるおもちゃはたくさんありますが、本当に安全であるかどうかをもう一度考えてみましょう。

誤飲につながるサイズや形状でないかだけでなく、素材や原料、とがっていたり細かすぎるパーツがないかなどもチェックしてください。ぬいぐるみなどは縫製がしっかりしていてほつれないことなども重要です。

赤ちゃんはまだ握力が弱いので、おもちゃを落とすこともよくあります。落ちたときに壊れやすくないか、細かく砕けないかなども大事ですので、ケガを予防するためにも耐久性や重量にも注目してみましょう。

おもちゃの対象年齢をチェック

おもちゃにはそれぞれ対象年齢が記されているのをご存じでしょうか。おもちゃの大きさや遊び方に合わせてふさわしい年齢が設定されていますので、おもちゃの箱などでしっかり確認しておきましょう。

たとえば、ブロックなどでは対象年齢によって一つ一つのブロックの大きさが変わってきます。3歳までの幼児が対象のブロックでは角が丸くなっていたり、かなり大きいサイズのブロックになっていたりと工夫されています。

クリスマスや誕生日でおもちゃを選ぶときにはついつい長く使えることを考えて少し対象年齢が高めのものを選んでしまいがちですが、安全に遊ぶためにはそのときの子どもの年齢に合ったおもちゃを選ぶようにしてくださいね。

0~1歳におすすめ!安全で楽しいおもちゃ

音に夢中に!ガラガラやおきあがりこぼし

赤ちゃんは音が鳴るおもちゃが大好きです。ガラガラやおきあがりこぼしは、昔ながらの赤ちゃん定番のおもちゃではないでしょうか。

コロンとしたフォルムでカランカランという優しい音とともに何度でも起き上がるおきあがりこぼしは、ママも懐かしい気持ちになったり癒されたりすると今でも人気があります。ガラガラは手におもちゃが持てるようになってから使えますが、最近では腕につけられるものもあるので、握力がまだ弱い赤ちゃんでも楽しめます。

昔のおもちゃは、時代とともに改良されているので、素材やデザインだけでなく安全性や楽しみかたも進化しています。世代を越えて愛されているガラガラやおきあがりこぼしで優しい時間を過ごしてくださいね。

触り心地抜群、布の絵本

文字が読めない赤ちゃんでも楽しめる布の絵本は、五感を使って遊ぶおもちゃです。カラフルな色遣いや、シャカシャカと音がする素材、笛が隠されたページなどたくさんの仕掛けが施されているので、赤ちゃんは夢中になっていろいろ試してくれます。

もちろん、柔らかい布製なのでしゃぶったり握ったりでき、見て、聞いて、触って知覚を養うことができます。紙の本と違い、軽いので赤ちゃんが落としてもケガをする心配がありません。

水洗いできるのも布の絵本ならでは。定期的に手洗いすればいつも清潔に遊べますね。

遊び方も無限大で、物語性のある布の絵本を選べば、自由な発想でさまざまなオリジナルストーリーを作り出すこともできます。

舐めても安心、おこめのつみき

なんでも口にいれてしまう赤ちゃんが安心して遊べる素材でできた「おこめのつみき」。ネーミング通り、原料の51.0%に食べられる国産米が使用されています。

原料も製造もすべて日本製というこだわりのおもちゃで、一つ一つ日本人の工員が組み立て、仕上げているので赤ちゃんが舐めてもかじっても安全です。組み立てるだけでなく、握ったり積み上げたりといった0歳児からの遊びにも最適な大きさと形で成長に合わせて長く遊ぶことができます。

優しい色合いの「いろどり」と自然な「白米色」の2色展開で、お誕生祝いにもピッタリです。日本人にもっともなじみのあるお米からできたおもちゃは、赤ちゃんが一番最初に触れるものとして最適ではないでしょうか。

2歳以上におすすめの安全なおもちゃ

やさしい木のぬくもり、木製ブロック

ナチュラルな素材で作られていることは、子どものおもちゃとして一定の安心感がありますね。木製のブロックはやさしい木のぬくもりを手先から感じ取ることができるおもちゃです。

木製ブロックは、シンプルに積み上げるものが多いのですが、だからこそ型にとらわれない遊びが可能になります。木と木が触れる音や滑らかな肌触りを楽しむだけでも豊かな感覚が養われていきます。

2歳前後になると、手先を使って細かな作業も可能になり、空間認知能力も高まるので、ブロックを積み立てるという立体感のある遊びは最適ですね。知育の要素を含んだ木製ブロックもたくさんあり、男女を問わず楽しめるので、自由な発想でいろいろな遊びかたを楽しみましょう。

種類も豊富、 はじめてのおままごと

いつもママの姿をみている子どもにとって、料理をしている感覚を疑似体験できるおままごとは身近な遊びです。おままごとセットはリアルなものから人気キャラクターを使ったものなど種類も豊富なので、お気に入りのものがきっとみつかります。

食材を切って、料理をして、食べるといった一連の流れは、教わったものではなくママを観察し経験しながら身に着けたものです。子どもがおままごとをしている姿をみると、ママの普段の姿が垣間見れるのも楽しいものです。

最近では木製のおままごとセットも人気で、やさしい風合いで思わずママも夢中になってしまいそうです。細かなパーツや壊れやすい素材がないか、なめたり口にいれても安全かを確認してから選ぶようにしてみましょう。

口に入れても安心なクレヨン

お絵かきは色彩感覚を養い、創造性やデザイン能力などを伸ばすことにも役立ちます。筆圧を高め、今後文字を書くことにもつながるので、ぜひ紙いっぱいにお絵かきをしてみましょう。

2歳ごろはまだ鉛筆やクレヨンを握って殴り書きをすることが多いので、お絵かき道具は握りやすい適度な太さがあり、柔らかい書き心地であることが大事です。

やはりはじめてのお絵かきで使う定番はクレヨン。最近では誤飲や誤食に配慮して口にいれても安心な素材でできていたり、万が一のどに詰まっても空気が通る穴が開いていたりするなど、形や素材に工夫がされています。

汚れがつきにくい、ついても落ちやすく、折れにくいのも子どもが使うクレヨンを選ぶポイントです。

安全で楽しい!子どもが喜ぶ手作りおもちゃ

手縫いで簡単に作れる、にぎにぎ

赤ちゃんや子どもには手作りのおもちゃで遊んでもらいたいママもいるのではないでしょうか。手作りは作る過程も楽しめるので、オリジナルのおもちゃで子どもと遊びましょう。

手縫いで簡単に作れ、赤ちゃんに贈る初めてのおもちゃとしてもおすすめなのが「にぎにぎ」です。中に鈴を入れて柔らかい感触とともに、動かすことでかわいらしい鈴の音も楽しめます。

幅10cmほどのにぎにぎなら、ハンドタオルなどを利用して手作りできます。もちろん手縫いでOK。

真ん中に握る部分を作ったデザインを考え、生地を2枚裁ち、中表に縫い合わせていきます。残り3cmほどになったら表に返し、鈴と綿を詰めて口を閉じます。

まずは簡単なドーナツ型から試してみましょう。

ひっぱりだす楽しさ、ティッシュ遊び

気がついたら赤ちゃんがティッシュを箱から全部だしてしまっていた!なんてことはないでしょうか。赤ちゃんは確かにティッシュ遊びが大好きですが、だしたティッシュは使えなくなることもあって困りますね。

そこで、思い切りティッシュ遊びができる手作りおもちゃを作ってみましょう。ひっぱりだしてもまた収納できるように、空のティッシュボックスや市販のティッシュケースにティッシュペーパーと同じ大きさの布を詰めます。

布同士を交互に半分ずつ重ねるようにしてから詰めると、本物のティッシュのように次々でるようになります。全部だした後は、また同じように畳めば何度でもひっぱりだす楽しさを味わえるので赤ちゃんも大満足です。

きらきらに夢中、フローティングボトル

ゆっくりと水の中を動く色とりどりのビーズ。きらきらしたフローティングボトルも手作りで作ることができますよ。

まず、空のペットボトルを用意します。赤ちゃん用なら小さめのボトルがよいでしょう。

ペットボトルにビーズなどの素材と水を半分ほど入れたら液体洗濯のりを少しずつ加えます。泡立たないようにゆっくり混ぜ、中にいれた素材の動きを確認しながら、好みの濃度になるように水と液体洗濯のりを混ぜボトルを満たします。

キャップをしっかりと締め、その上からビニールテープで補強します。中に入れる素材を変えると動く速さも変わって楽しいですね。

ラメやスパンコールなど光を反射するものを入れるとさらにキラキラします。

まとめ

子どもの誤飲は大人の見ていないところで起こります。しかし、24時間子どもに張り付いてすべての行動を監視することはできません。

ですが、危険なものはそばに置かないことや、安全なおもちゃを選ぶことでリスクを減らすことはできます。そのためには、ママが正しい知識をもって、誤飲や誤食を防ぐ意識をもつことが大事です。

赤ちゃんがなめても安心なおもちゃがたくさんありますので、ママがおもちゃを選ぶときにぜひ参考にしてみてくださいね。
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