布絵本は5歳ごろまで愛用できる!遊びながら幼児期に必要な教育を
赤ちゃんのおもちゃとして定番な布絵本は、名前のとおり布でできています。赤ちゃんにも取り扱いやすいので、使っていたご家庭も多いのではないでしょうか。しかし、布絵本は何歳まで使えるのかよくわからないママも多いですよね。この記事では、赤ちゃんだけではなく幼児期になっても使える布絵本についてご紹介します。
赤ちゃん向け玩具にとどまらない布絵本
赤ちゃんの好奇心をそそる工夫がある布絵本
布絵本の特徴は、なんといってもページにたくさんの仕掛けがあるということです。異なる種類の布の感触を楽しんだり紐やタグを引っ張ったり色々な音を鳴らしたりすることで、赤ちゃんの五感を刺激し発達させることに役立ちます。
また赤ちゃんは、何でも口に入れて感触を確かめるものです。布絵本であれば口に入れたり多少引っ張ったりしても、ぐちゃぐちゃになったり壊れたりする心配はありません。汚れたら洗って清潔に使える点もよいですね。
布絵本は安全で知育に役立つので、ぜひ取り入れたいですね。
ブランド製や贈り物向けは値が張るものも
あるアンケート調査では、「出産祝いプレゼントを買ったことがある男女200人」を対象に「出産祝いプレゼントに布絵本を買う場合の予算」について聞き取りを行いました。その結果、出産祝いに布絵本を贈るときの相場は「1,000円~7,000円」という結果になりました。また、最も多かった回答は「2,000円~3,000円」となりました。
価格帯の高いものはなかなか自分たちでは買わないので、布絵本は贈り物としてもらっても嬉しいアイテムといえますね。
幼児期の教育に使えて長く楽しめるものも
赤ちゃんは目の前にあるものを触ったり口に入れたりして感触を確かめていきます。また生まれたばかりの頃はまだ目が完全に見えていません。そのため、0~1歳児向けの布絵本は、カラフルな色使いで、異なる感触のパーツがあったり音が鳴ったりするものがよいでしょう。
2~3歳ごろになると、喋れる言葉が増えたり自分でやりたいという気持ちが強くなっていきます。この時期の子どもには、挨拶や生活習慣を身につけられたり、言葉を学んだりできるものを選んであげましょう。
子どもの成長にあった布絵本を選べば長く楽しむことができますよ。
5歳になっても楽しめる手づくりの布絵本
オリジナル絵本が100均の材料で作れる
まずはどんな布絵本を作りたいのか仕掛けやテーマのアイディアを出していきましょう。紙の絵本のようにストーリーを作る必要はありません。子どもの好きなものを思い浮かべながら気軽に考えてみてくださいね。
次に型紙を作ります。縫い合わせるときにずれないよう定規などで測りながら作るとよいですよ。型紙ができたら、それに合わせてフェルトを切っていきます。あとはパーツを縫い合わせて完成です。
オリジナルだとその子の成長に合ったものを作れるので、ぜひ作ってみてくださいね。
女の子が着せ替えやおしゃれを楽しめる
フェルトで作った人形にマジックテープやスナップボタンを取りつけます。人形に着せる服やスカート、カバンや靴もフェルトで作り同じくマジックテープやスナップボタンを取りつけます。子どもが自由に人形を着せ替えられるようにすることで、マジックテープやスナップボタンを使う練習にもなりますよ。
また布絵本の本体には、服を掛けるハンガーやクローゼット、人形をしまえるお部屋を作ってみましょう。そうすれば、パーツがバラバラにならずに子どもが自分で片づける練習にもなりますね。
男の子はミニカーや大工工具遊びができる
表紙を開くと見開きになるように街並みを作ります。街並みと共にミニカーを走らせて遊べるように道路を作ってみましょう。フェルトやお気に入りのミニカーを走らせて遊べば夢中になること間違いなしですね。ミニカーを収納できるようにポケットも忘れずにつけてあげましょう。
また、フェルトでのこぎりや金づち、ドライバーなどの工具一式を作ってみましょう。布絵本にもフェルトのネジやボルトを設置します。金づちで叩いたりネジをしめたりといった大工さんごっこができますね。
男の子の遊びは布絵本とは関係しないように思われますが、工夫次第で男の子も楽しめますよ。
幼児期まで知育玩具として重宝する布絵本
就学前までに必要なスキルが身につくもの
靴ひもやボタンなどはいきなり靴や洋服で練習を始めても、なかなかうまくいかないものです。そんなときには、これらを練習できる布絵本を選ぶとよいでしょう。布絵本には靴や洋服が描かれています。そこに、本物の靴ひもやボタン、ファスナーなどがついているものであれば布絵本で練習することができますね。
布絵本であれば場所を問わずいつでも練習することができるので、車や電車で移動中の時間つぶしにも使うことができますね。