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パリでの暮らしはどんな感じ?16年におよぶ私のパリ生活と国際結婚

パリでの暮らしはどんな感じ?16年におよぶ私のパリ生活と国際結婚

すべてフランス流はときには面倒なことも

すべてフランス流はときには面倒なこともあります。

食事の場面ですが、私が漬物とご飯、おかずを一度に食卓に並べると、主人はどれから食べてよいのか迷っていました。結局、最初に漬物をすべて食べ、それからおかず、ご飯といった具合に食事をしていました。

日本人が行う三角食べができなかったのです。彼は前菜、メイン、デザートと順番に出してほしかったそうです。今では洋食のときはフランス式、和食のときは日本式というように落ち着いています。

フランス人は基本的に夕食の時間が遅いことが多く、これも悩みの種でした。私1人なら我慢できますが、娘は遅くまでお腹を空かせたままです。主人と話し合い、今では19時もしくは19時半には夕食を食べるようにしています。

文化的背景や国民性からくる考え方の違い

日本人なら、自分のせいで悪い結果を招いた場合、積極的に謝りますよね。わざとではなくても、まずは謝罪します。しかし典型的フランス人である夫は、わざとではない限り謝りません。たとえ間違って私の足を踏んだときもです。結婚12年たった今でも、未だに夫婦でこれを理由にもめることがあります。

日本人は予定を立てて動くのが好きな人も多いですが、私もそのタイプです。しかし主人はフランス人らしく気ままに行動することが多いので、私が彼の休みに予定を入れていると嫌がります。

先日は、「明後日からギリシャに1週間行くぞ」と言われて夫婦喧嘩になりました。なぜならその週は、私の仕事はもちろんのこと、眼科の予約や友達との約束などの予定があったからです。

まとめ

今回は、私がパリ生活を始めたきっかけやその生活事情、フランス人との国際結婚の中身などについてお話ししましたが、いかがでしたか?

パリ生活、意外と大変なように感じられたかもしれませんが、一般の留学サポートサービスなどを利用すれば、もっとスムーズに短期滞在を楽しむことができます。

日本国籍保有者は、フランスにはビザなしで最大3カ月まで滞在することができるので、子どもと一緒に3カ月の「パリ暮らし」を楽しんでみるのもよいかもしれませんね。短期滞在向けの語学プログラムやアパルトマンもありますよ。
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