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突然の海外転勤!すべてが手さぐりで始まった子連れイギリス生活

突然の海外転勤!すべてが手さぐりで始まった子連れイギリス生活

よりよい学区に引っ越す人も

私たちがいた地域では、多くの公立小学校がナーサリーといわれる満3歳児クラスを併設していました。そのため保護者は、幼稚園にあたるこのナーサリーの評価はもちろん、将来通う可能性がある附属小学校の情報にも敏感になります。

参考にするのはOFSTED(Office for Standards in Education)という教育機関監査組織による学校評価レポートでした。格付けが高い学校ほど希望者が殺到する人気校になります。

入園に際し優先されるのは兄姉が在籍している子どもで、その次が市の定めた優先入園エリア内、つまり園の近くに住む子ども、と続きます。そうなると第一子の場合にとれる手段は優先エリアへの引越ししかなく、必然的に人気校の近くの物件は激戦区でした。

入園前必須の家庭訪問

幸いにも娘は最寄りの小学校附属ナーサリーに入園が決まり、保護者会に出席するよう手紙がきました。そこで驚いたのが、入園前に担任教諭2名による家庭訪問があることでした。

子どもの普段の様子を把握することが目的ということで、子どもが在宅する日中に時間にして20分程度でした。ゆっくりと先生方とお話ができ、こちらの不安などを聞いてもらう時間が入園前にあったことは有難かったです。

とはいえこの家庭訪問は私のような外国人ママにとっては言葉の面でハードルが高く、同じ境遇のママたちと戦々恐々としていたのを懐かしく思い出します。ナーサリーの先生方は日々つたない英語には慣れっこなので、不安に思うことはなかったのですけどね。

まとめ

今回は我が家がイギリスに行くことになった経緯と、渡英後の生活の立ち上げの様子をご紹介しました。辞令ひとつで突然の引越しを申し渡される転勤族は新天地での楽しみもいっぱいですが、準備や土地に慣れるまではやはり苦労がつきものです。

我が家も「いつかは笑い話になる!」と大変なときは家族でお互いに言い聞かせて、なんとか乗り切ってきました。今では生まれ育った地元以外に、懐かしい場所が国内にも国外にもたくさんあるのもよいものだと思えるようになっています。
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