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子ども用手袋(ミトン)の作り方!ミシン初心者でもできる簡単な方法

子ども用手袋(ミトン)の作り方!ミシン初心者でもできる簡単な方法

寒さが厳しくなってくると、子どもの手が冷えないよう手袋を用意する方が多いのではないでしょうか。しかし市販の手袋では子どもの手にぴったり合うものがなかったり、子どもが気に入るデザインのものがなかなか見つからなかったりしますよね。そこで今回は子どもの手を使った型紙で作る手袋の作り方をご紹介します。

子ども用手袋を手作りする前の下準備

子どもの手を使って型紙を作ろう

まずは型紙から作っていきます。厚紙(今回はA4のコピー用紙を使用)の上に子どもの手を乗せます。親指だけ他の指から離し、ミトンの形になるようにしてください。

そして手から2cm程度外側をペンでなぞっていきます。

線に沿ってはさみで切れば、型紙の完成です。

子ども用手袋を作るときの生地の選び方

市販されている子ども用手袋は、保温性の高いニット素材や保温と防水性の高いナイロン生地がよく使われています。

しかし、子ども用手袋を手作りする場合は保温性や防水性だけを意識して生地を選ぶのではなく、なるべく縫いやすい生地を選ぶこともポイントです。

今回、表生地には縫いやすくデザインが豊富な「オックス」を、裏生地には保温性が高い「ボア(片面)」を使用しましたが、フリースやニット素材などもおすすめです。

ミシンを使った子ども用手袋(ミトン)の作り方

まずは必要な道具と材料を準備しよう

【必要な道具】

・ミシン
ロックミシンがあればなおよいのですが、今回はこちらの家庭用コンピューターミシンのみで作りました。
・縫い針、まち針
縫い針は返し口を手縫いで縫うときに、まち針は2枚の生地を縫い合わせるときに布をおさえるために使います。
・糸切りばさみ、裁ちばさみ
糸切りばさみは糸を切るときに、裁ちばさみは生地を裁断するときに使います。
・ミシン糸、手縫い用糸
それぞれ生地の色に合わせてピンクと紫の2色を用意しましたが、表からは見えないため、何色を使用しても大丈夫です。
・チャコペン
型紙を生地に写すときに使います。
【必要な材料】

・表地(オックス)、裏地(片面ボア)
今回は5歳の娘と一緒に手芸店に行き、娘が自分で好きな生地を選びました。自分で生地を選ぶことで愛着がわくだけでなく特別感も増すので、より大切に使ってくれるようになりますよ。

子ども用手袋(ミトン)の作り方

1.先ほど作った型紙を生地の上に乗せ、型紙のふちをチャコペンでなぞって生地に写していきます。このとき、型紙どおりになぞるのではなく、表地の手首部分は「a」分だけ短く、裏地の手首部分は「a」分だけ長くなるようになぞり、線に沿って裁断します。

そして型紙を裏返して再び表地・裏地ともに型紙をチャコペンでなぞり、線に沿って裁断します。

表地1組2枚、裏地1組2枚の合計4枚で片手分を作ることができます。

2.布の端がほつれないようミシンでたち目かがりをします。たち目かがりができないミシンの場合はジグザグ縫いで処理をしてください。

3.表地と裏地を中表(生地の表同士を合わせる)にして、手首の部分を縫い代1cmで縫います。2組とも同じように縫ってください。

4.表地と裏地を下の写真のように外表(布の裏同士を合わせる)にして、手首部分を除き縫い代0.5cmで1周縫います。2組とも同じように縫ってください。

5.4で縫い合わせた2組を中表にして、手首部分を除き縫い代1cmで1周縫います。

6.手首部分から表に返せば片手分の完成です。手順1~6を繰り返してもう1つ同じものを作ってください。

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