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フランスでは子連れ結婚式が多い!友人カップルの結婚式レポート

フランスでは子連れ結婚式が多い!友人カップルの結婚式レポート

日本では、子どもが生まれてからママとパパが結婚式を挙げるというケースはまだ少数派ですよね。しかしフランスでは、成長した子どもたちと一緒に結婚式を挙げるカップルも少なくありません。そこで今回は、私が先日参加した、フランス人同士の子連れ結婚式のレポートをしたいと思います。

フランス人カップルは事実婚が多い?

友人カップルの半数以上が事実婚

フランス人カップルは事実婚が多いという話を、本やメディアなどで耳にしたことがあるママもいることでしょう。実際、私の周りを見渡してみると、フランス人同士の友人カップルの半数以上が事実婚という状態です。

日本だと、つき合ってしばらくたつと「結婚するかしないか」というのがカップルの大きなテーマになることも珍しくないですよね。しかしフランスではあまりこういう会話はなく、お互いのことを愛していれば、特に書類上の契約は不要、ただ一緒に暮らせばよいと考えているカップルが大勢います。

実際、カップルとなって10年、すでに子どもが2人いるカップルに「結婚はしないの?」と聞くと、「なぜ結婚にこだわるの?」という返事が返ってくるほどです。

結婚せずに出産して「家族」となる

フランス人は、「結婚をしなければ夫婦にはなれない、家族にはなれない」とは考えません。結婚をしなくても、同棲状態のままパートナーとしての暮らしを続け、やがて「そろそろ子どもがほしい」と思うと、女性は避妊ピルの服用をやめて妊娠へ備えます。

フランス人女性の多くが避妊ピルを服用しており、望まない妊娠をしないように細心の注意を払っています。そのせいか、「子どもができたから、仕方なく結婚する」というケースは、私の周りであまり聞きません。

制度上は、結婚せずに出産しても問題はありません。ただこの場合、ママが妊娠6カ月を過ぎたときと産後の計2回にわたり、住んでいる地区の役所にて、生まれてくる子どもの認知届をパパと一緒に提出する必要があります。

成長した子どもと一緒に楽しむ結婚式

結婚をせずに子どもを作り、家族として生活を営んでいても、子どもが大きくなると「やっぱり結婚しよう」と考えるカップルも珍しくありません。日本人としては、結婚するんだったら子どもが生まれる前に結婚しておけばよかったのにとも思うのですが、この辺り、フランス人は意外に慎重なのかもしれません。

子どもが生まれ、ママとパパという役割を持つようになっても、このパートナーとなら末永くやっていけると実感して初めて、結婚を考えることもあるようですよ。

この場合、ある程度成長した子どもが大好きなママとパパの結婚式に「準主役」として参加できるので、それもよい家族の思い出になりそうです。ちなみに今回私が参加した結婚式の準主役は、4歳の女の子でした。

体力勝負のフランス流結婚式をレポート!

まずは役所にてみんなの前で結婚式

フランス流の結婚式は実はかなり体力勝負です。今回私が参加した結婚式もその例に漏れず、かなり過酷でした。

友人カップルの結婚式は、ある晴れた土曜日、14時から新郎の母親が住む村で行われました。まずは村の役所内にある催し物会場に、友人カップルの親戚一同、そして私達のような友人が集まります。そして参列者が見守る中、2人は役所の長の前で結婚の宣誓をしました。花嫁、そしてママと似たドレスを着た娘さんのドレス姿はとても美しかったです。

その後彼らは、プロのカメラマンとともに村の撮影スポットを回り、たくさん撮影していたようです。

次に行われる、お城での宣誓式までには2時間の余裕があったので、私たち家族は村のカフェでのんびりと休憩をし、次の会場へ向かったのでした。

招待客の前での宣誓式と参加者のスピーチ

今回の友人カップルはキリスト教信者ではないということで、教会での式はなく、貴族のお城の庭園で宣誓式、カクテルパーティ、披露宴と続きました。

日本ではキリスト教信者でなくとも、形だけ教会やチャペルで式を挙げることがありますよね。フランスでは元々信者ではない限り、教会では式はあげません。

貴族のお城がある庭園での宣誓式は、とてもロマンチックなデコレーションでまるでおとぎの国にいるようでした。そこで1時間半にわたり、2人はお互いの出会いのきっかけや恋に落ちた瞬間、これからも続く愛について語っていました。

途中、親しい友人や家族のスピーチもあり、友人カップルはもちろん、涙をぬぐっている参列者の姿も多く見られました。

夜中まで続く披露宴は睡魔との戦い

宣誓式の後は、同じ敷地内にあるカクテルパーティの会場へ移動し、参列者は自由に飲み物をバーマンにオーダーしたり、軽食を取るために並んだりしていました。これが20時ごろに終わり、その後は同じ敷地内にある披露宴会場へ移動です。

今回の夕食はセルフ式だったので、お皿を持ってスタンドへ行き、スタッフに好きなものをよそってもらうというスタイルでした。食べる量が調節できるのは嬉しかったです。

披露宴の部分が時間的に一番長く、食事の合間に2人の写真を上映したり、ダンスパーティーをしたりして過ごしました。そして司会者の「ひとまず終了」の声が掛かったのが、なんと夜中の2時。まだまだ8割以上の参列者が残ってダンスを楽しんでいたので、披露宴は朝まで続いていたようです。

結婚式の間、子どもはどうする?

パーティ用のシッターたちと遊ぶ娘

結婚式の間、新郎新婦の子どもやほかの参列者の子どもはどうしているんだろうと疑問に思われるかもしれません。フランスではこういったパーティ向けのベビーシッターサービスも充実しており、式場プランのオプションとして手配してもらうことも可能です。

今回の結婚式にもパーティ用のシッターたちが子どもたちと遊んだり、寝かしつけたりなどの面倒をすべて見てくれたので、親たちは安心して結婚式を楽しむことができました。私たちの娘も、その場にいる4歳から10歳の子どもたちと一緒に鬼ごっこやバトミントン、かけっこなどをして楽しんでいたようです。

途中何度か様子を見に行くと、シッターたちがこまめに世話をしてくれていたので、とてもありがたかったです。
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ライター紹介

松田シャボ 有紗

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