チャイルドシートはエアバッグが出ると危険？その理由と安全な使い方

2018,12,23 更新

車内温度を調節して上着は脱がして温度調節

冬場の車内は寒いものです。赤ちゃんに寒い思いをさせないようにとコートやオーバーなどを着せたままチャイルドシートに乗せてしまうと、車内が暖まってきたときに赤ちゃんは暑くて汗でびっしょりになってしまいます。

まずは、上着を脱がせてからベルトを締めることを心がけましょう。コートやオーバーを着たままチャイルドシートに乗せるとベルトが締めづらくなります。あまりきつく締めると赤ちゃんが苦しい思いをすることになるので、コートやオーバーは脱がせてから乗せてあげましょう。

そして、その上からブランケットなどを掛けてあげると赤ちゃんの乗り心地もよくなります。寒さが厳しいときは、あらかじめ車内を暖めておくと赤ちゃんも快適に車に乗ることができます。

欧米車にはエアバッグキャンセル機能がある

欧米車には助手席にチャイルドシートを設置することを想定して、助手席のエアバッグ機能をオン、オフできる車種があります。エアバッグをオフにする機能を操作する際に、間違いがないよう目視できる場所にスイッチが取り付けられています。

これは、赤ちゃんではない人物が助手席に乗った場合、エアバッグをオフにするスイッチを切ったまま走行したときの危険性も考えてのことです。さらに、逆の考え方としては、助手席にチャイルドシートを設置したときに、エアバッグのスイッチをオフにし忘れるというミスも想定してのようです。

しかし、国産車にはこの機能がありません。国産車では各自動車メーカーがチャイルドシートは後部座席に取り付けることを推奨しているためです。

まとめ

チャイルドシートもエアバッグも自動車に乗っている人たちが事故に遭ったとき、少しでも大けがにならないように守ってくれる装置です。

どうしてもやむを得ない場合以外は、各自動車メーカー、チャイルドシートメーカーともに後部座席に設置することを推奨しているようです。助手席にチャイルドシートを設置しなければならないときは、細心の注意を払い、エアバッグが作動しても赤ちゃんに影響がないよう設置するとよいでしょう。

赤ちゃんと安全で安心な快適ドライブをおくりましょう。