リビングの嫌な臭いはアロマで解消!爽やかディフューザーの作り方
どんなに綺麗にしていても、どこからか漂ってくる生活臭。とくに家族が多くの時間を過ごしたり、お客様をお迎えしたりするリビングの臭いは気になりますよね。そこで、今回は簡単なディフューザーの作り方をご紹介しましょう。アロマの力を借りて、リビングを清潔感溢れる爽やかな空間にしてみませんか。
アロマテラピーの意味と注意点を知ろう
アロマテラピーとアロマは違うの?
癒しや空気清浄のイメージが定着してきたアロマテラピー。オフィスやお店の片隅で活躍しているアロマグッズを目にする機会も増えました。アロマが香る空間はホッとできますね。
アロマは「香り」、アロマテラピーは「香りを利用した療法」という意味です。日本では、アロマを楽しみながら、癒されたりリフレッシュしたりすることをアロマテラピーと呼んでいます。
ポイントは、植物の香り成分を抽出した精油(エッセンシャルオイル)を使うこと。植物は大自然を生き抜くために、特別な香り成分を持っているんです。蚊などの害虫忌避の香りが、虫よけスプレーに入っていることもありますよ。今回はアロマを手軽に長く楽しめる手作りディフューザーを作ってみましょう。
アロマディフューザー作りで気をつけること
- 精油やそのほかの材料は子どもの手の届かない場所に保管しましょう
- 精油を飲んではいけません
- 原液が肌に触れると痛める恐れがあります
- 精油を扱った手で目や口を触らないでください
- 万が一目や口に入った場合はすぐに大量の水で洗い流し、必要に応じて専門機関を受診してください
- 精油は引火性の液体です、火のそばでは扱わないようにしてください
- 精油を購入する際は信頼できるお店をお選びください
- 手作り品はご家庭での使用にとどめましょう
- 妊産婦さんが香りを楽しむこと以外(例えばアロマオイルを用いたマッサージなど)にアロマを利用したい場合は、必ず医師にご相談ください
アロマオイルを購入するときは
できれば、アロマ商品を専門に扱うお店で、使用目的を相談して購入しましょう。直射日光が当たる棚に陳列されていたら、お店の管理がよくないと判断しましょう。安い商品が並んでいると、ついつい目がいってしまいますが、安価過ぎるものはまがい物の可能性が高いので避けるほうが無難です。
今回は「精油」を使用します。「精油」「エッセンシャルオイル」と書かれたものを、信頼できるお店から購入しましょう。
お気に入りの香りでディフューザーを作ろう
リビングの生活臭や抗菌対策に向く香りは?
リビングの香りは、パンチが効きすぎても寛げませんし、リックスし過ぎる香りでもを生活に支障が出てしまいます。そこで、柑橘系や少しきりっとしているのに甘い香りはいかがでしょうか。
香りは一つでもよいですし、ブレンドしても楽しめますよ。今回はスイートオレンジとラベンダー、ペパーミントの香りをブレンドしてみようと思います。このブレンドは花粉の季節にも嬉しい香りですし、雑菌の増殖が心配なキッチンやトイレにも合いますよ。
ディフューザーの材料を準備しよう
1.無水エタノール:45ml
2.グリセリン:5ml
3.精油(スイートオレンジ、ラベンダー、ペパーミント):80滴(4ml)
4.リードスティック:5本
5.ガラス瓶:1瓶
6.セロハン紙、リボン(適宜)
<道具>
1.ビーカー、大さじ、小さじ
2.新聞紙やトレイ(汚れ防止用)
3.ゴム手袋(肌の弱い方)
<購入方法>
1.無水エタノール、グリセリン:薬局やドラッグストアで買えます。
2.リードスティック:ラタンの専用スティックはネットで購入可能。竹串で代用できますが、香りの拡散が鈍くなります。
3.ガラス瓶:専用瓶はネットで購入可能。100均の瓶もOK。洋酒や香水の小さな瓶もおしゃれです。蒸発を防ぐために、口が狭い瓶が理想的です。口が広い瓶は、セロハン紙で蓋をすると可愛く仕上がります。