男の子が空手を習うメリットデメリット。道場を選ぶポイントも紹介

2019,7,26 更新

安心して子どもを任せられる指導者を選ぼう

空手教室を選ぶには、指導者と子どもの相性を見極めることが大切です。見学に行って、指導者と話しているときの、子どもの反応をしっかりとチェックしましょう。

先生によっては、子どもに厳しい人もいれば、まったく叱ることがない人もいます。「うちの子は、この先生とは合わなそうだ」とママが感じるなら、子どもを安心して任せることはできませんよね。

実際の先生の雰囲気や様子は、見学だけではわかりにくい部分もあるので、その道場へ実際に子どもを通わせている保護者に質問してみるのも一つの方法ですよ。いくら指導者の技術レベルが素晴らしくても、我が子と合わなそうだと感じるなら、最終的には子どもの親としての直感を信じるのも、一つの判断基準となるでしょう。

実践の場である大会に出場できる道場か

大会に出場できる道場であるということは、その道場が正式な空手組織の一部であるといえます。また、道場の指導者が、大会審判を務められる実力をともなっているということも意味します。

中には流派からの脱退によって、ほとんど大会に出ることができない道場が存在するため、大会への出場機会の有無については、事前に確認しておきましょう。

空手の大会は、他人と競うことがあまり得意ではない子にとっては、プレッシャーになってしまうこともあるかもしれません。しかし、練習成果を披露する実践の場があるということは、子どものモチベーションを高める効果もあるでしょう。ほかの道場の生徒たちと接する機会にもなるため、子どもにとってもよい刺激となりますね。

まとめ

オリンピック競技でもある空手は、子どもの心身を鍛えるためにぴったりなスポーツです。もちろん格闘技ですので、ケガをしてしまうリスクはありますが、幼いうちから礼儀作法を学び身につけられるため、男の子の健全な心と体を育むことができるでしょう。

「空手」と一口にいっても、種類や流派が様々あります。それぞれに異なった特徴があるので、それらを知り、理解した上で、子どもとの相性がよさそうな指導者や道場を探したいですね。