就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

子どもに人気のバレエ。習うメリットや費用、各教室の特徴とは

子どもに人気のバレエ。習うメリットや費用、各教室の特徴とは

バレエは女の子に人気の習い事のひとつです。一口にバレエと言っても、どんなことをするのかママも気になりますよね。あまり馴染みがない上に、「月謝が高いのでは?」と、心配している方も少なくないでしょう。ここは子どもにバレエを習わせたいママのために、メリットをはじめ、費用や教室の選び方などをご紹介します。

バレエを習わせることで身につくこと

姿勢や立ち居振る舞いの美しさ

バレエでは基本となる姿勢を学びます。背中が曲がっていないか、足の位置が正しいか、お腹だけ前に突き出ていないかなど、細かなポイントがあり、すべてできてはじめて基本となる姿勢をマスターしたことになるといわれています。

バレエのレッスンではこの基本となる姿勢をきちんと学ぶため、レッスン中はもちろん、普段の姿勢もよくなるのです。バレエを習い始めてから立ち姿が以前よりも美しくなったという声や、足のO脚が改善されたという事例もあります。

筆者の周りでも、バレエを習わせたことによって姿勢や立ち居振る舞いが美しくなったという感想を聞きます。美しい姿勢、立ち居振る舞いが幼い頃から自然とできるようになるのは、ママにとっても嬉しい効果ですよね。

基礎となる筋力や柔軟性

バレエは軽々と優雅に踊っているイメージが強いですが、実際には筋力や柔軟性、体力がないと簡単にはできないもの。体の内側にある筋肉をのびやかに使うバレエは、豊かな表現力で音楽に合わせて踊る芸術と言われています。

独特な身体の使い方をするので、レッスンを幼い頃から積み重ねることで、バレエの動きに必要な筋肉を少しずつ付けていきます。一見優雅に見えますが、かなりの体力を必要とするので、バレエを続けるうちに身体が強くなった子どももいるそうです。

また、筋肉を伸ばすストレッチも行うので、柔軟性を養えます。片足で立つなどの動きも頻繁に行いますので、バランス感覚も養えます。このようにバレエを習わせることによる身体的なメリットは計り知れません。

集団生活におけるマナーや協調性

コンクールや発表会など大勢が見ている前で踊る機会が増えることでしょう。最初のうちは緊張して上手く出来なくてもだんだんと慣れて、子どもが自信を持てるようになります。

バレエ教室ごとに異なりますが、ほかの子と一緒に集団で表現する場面も多く、仲間に対しての責任感や、練習の中で根性も鍛えられます。発表会の前は幅広い年齢層の生徒と触れ合うことができるので、集団生活におけるマナーはもちろん、コミュニケーション能力も身につきやすいです。

普段のレッスンでは、毎日同じことを繰り返して、身体を作っていきます。そのため、忍耐力や集中力が鍛えられ、強い精神力も養うことができます。また、挨拶やマナーに関することなど、礼儀作法を含めしっかりと身につきます。

成長のきっかけの子どもの“やりたい”が見つかる習い事を見つけよう

PR

「幼児教育」「水泳」「体操」「英語」など、子ども向けの教室は多様にある中で子どもに合った教室を見つけてあげたいとスクール探しに悩んでいるママも多いかと思います。今回は、子どもの持つ「個」を大切にしたプログラムを組む『仙台YMCA』をご紹介します。

バレエにかかる費用はどのくらい?

平均月謝の相場は概ね1万円前後

バレエは子どもにとってメリットがたくさんありますが、一方でなんとなくお金がかかるという印象を持っている人も多いと思います。実際のところ、他の習い事に比べてどのくらい費用がかかるのでしょうか。

バレエ教室によっても異なりますが、1カ月の月謝は1万円前後が相場のようです。週のレッスン回数や年齢が上がるにつれて、月謝も高くなる傾向が見られます。入会金がかかる教室もあり、相場は1万円前後となっています。

バレエ団など本格的に行っている教室の場合、金額設定が高めになっていることもあります。指定された曜日にレッスンを受けることが難しい場合は、自分の都合に合わせて通うことができるチケット制の教室も。この場合は1枚2,000円前後の教室が多いようです。

レオタードなどを自己負担することも

バレエにかかる費用は月謝だけではありません。レオタードをはじめ、タイツやシューズ、下着やシニヨン(お団子ヘア)に使う小物などが必要になります。これらは自己負担となるケースが多いようです。スイミングの水着や帽子を揃えるのと同じですね。

服装に関してはTシャツとスパッツでもOKというところもあります。大手のバレエ用品店では初めてバレエを習う子ども向けの「はじめてセット」と呼ばれるものがあり、1万以内で購入できることが多いようです。

タイツやシューズは、子どもの成長とともに穴が空いたり、サイズアウトしたりする消耗品です。教室によっては指定のものを使わなければならないケースもあるようです。シニヨンは、教室ごとに作り方や位置が異なる可能性も。

発表会の参加費や衣装代も視野に入れて

発表会などに参加する場合は、参加費や衣装代も各家庭で負担します。気になるのは費用ですが、ここでは先輩ママに聞いてみた、5歳の娘さんの発表会に向けてかかった費用の内訳を見てみましょう。

【内訳】
参加費(メイク+雑費+ホール1日利用)/26,000円
ベロネーゼタイツ(穴あき)/2,100円
ゴム付きバレエシューズ/2,300円
ジュニアショーツ…1,300円
衣装代(曲のイメージに合わせた2着)/15,000円
シニヨンネット/350円
ゲストダンサーへの花代/450円
合計47,500円

通常の発表会はホールなどでやることが多く、ホールを借りる費用を負担します。参加費や衣装代は、2〜3万円程度は見込んでおいた方がいいかもしれません。

子どものバレエ教室は目的に応じて選ぼう

子どもの可能性を探るなら「バレエ教室」

個人のバレエ教室は、本格的なバレエ技術を身近に習えるというメリットがあります。兄弟や友達と通いやすいところもポイントと言えるでしょう。講師の考え方や方針が色濃いため、直接会って話すなどして講師の考え方を聞いてから決めるとよいでしょう。

入会金、月謝
入会金4,500円~1万円程、月謝は週1回のレッスンで6,000円~1万円程、週2回で9,000円〜1万3,000円程が相場のようです。

発表会
1人4万5,000円~10万円程が相場。費用の中にゲストダンサーへの謝礼や衣装のレンタル代が含まれている場合も多いようです。写真代やDVD代などが別途かかることもあるため、事前に確認しておきましょう。
27 件

関連記事

この記事のキーワード


  • テニ-とテーオ