子どものスイミングは何歳から始める?効果やスクール選びのコツ
子どもに人気の習い事の中でも、いつもに上位に入っているスイミング。水中での全身運動であるスイミングにはたくさんのメリットがあると言われています。 そこで、スイミングが始められる年齢、スイミングで得られる期待できる効果、スクール選びのコツなどを紹介します。
スイミングって何歳から始められるの?
「ベビースイミング」は生後6ヶ月頃から
赤ちゃんは生後6ヶ月くらいになると、表情も豊かになりパパママとのコミュニケーションも楽しくなる頃です。ベビースイミングはパパママと赤ちゃんでコミュニケーションを取りながら、ストレス発散できるよい機会でもあります。赤ちゃんの興味も広がってきますので、プールに興味を持ってもらえたらいいですね。
子育て中であまり運動できないパパママのダイエットにも最適です。
2〜5歳から始めれば自立心を養えることも
「ママ、やってぇ~」と言ってたあの子が…とパパママにとってはうれしい反面寂しい気持ちもあるでしょうが、頑張っているわが子を陰で応援するもの自立心を養うためには必要です。
中にはひとりでプールに入るのが嫌だったり、水に顔を付けるのが怖かったりする子どももいます。「行きたくない!」なんて大泣きされたら、周りのママたちの視線もあるし嫌ですよね。そんなときはお子さんの話を聞いてみましょう。先生に相談するのもよいですね。
お子さんの様子をみながら、お休みを小まめに入れるのも効果的です。
スイミングスクールにかかる費用は?
入会費は3,000円前後が多いようです。キャンペーンをやっていたりする時は無料になるケースもありますのでチェックしてみて下さい。
月会費は子どもの年齢や所属するクラスなどによって異なってきます。週1回のコースで6,000~9,000円が一般的なようです。水着などはスクールで指定される場合もあり、金額は様々です。
また、バスで送迎してくれるスイミングスクールもありますが、送迎費はスクールによって異なり無料か有料かで月々の費用も変わってきます。
費用面に関しては、気になるスイミングスクールに直接聞いてみましょう。
スイミングで得られる期待できる効果は?
基礎体力がつき、丈夫な身体を作れる
友人のお子さんも3歳からスイミングを始めましたが、始めた頃はグッタリと疲れて大好きなテレビも見られないという日々が続いたそうです。でも、次第に基礎体力がついてきて、外遊びをしてからスイミングに行っても全然疲れない、まだまだ遊んでも大丈夫というようになったそうです。
また、スイミングは水の刺激で皮膚が鍛えられ、自律神経が強くなり、体温調整機能が向上する効果もあります。皮膚が強くなり体温調整機能が向上すれば、風邪をひきにくくなります。スイミングを始めて「熱が出なくなった」、「薄着になった」という子どもが多いのは納得です。
心肺機能が向上し、喘息の治療に効果あり
また、息継ぎの練習をすることで循環器官も強くなります。息継ぎの練習では呼吸筋が活発に働きます。そして肺活量も増やす事ができ、 陸上運動よりも効率よく心肺機能を向上させることができます。
最近ではスイミングの心肺機能向上の効果は喘息の予防や治療の一つとしても注目を浴びています。呼吸筋を強くしたり肺活量を増やしておくことで、咳が出にくくなり喘息の発作も起きにくくなります。たとえ発作が起きても軽く済むようになります。
もし治療を目的として子どもにスイミングをと考えている場合は、医師にスイミングをしても大丈夫か確認することが必要です。
「競争心」を育み、「集団行動」が身につく
そういった時期に、スイミングを習うことで、隣で泳いでいるお友達より「もっとがんばりたい」、「うまくなりたい」といった「競争心」や他にやりたいことがあってもみんなで同じ練習をする、グループで練習や競争するときはわがままを言わないなどといった「集団行動」が身につきます。
お子さんが「勝ちたい」、「うまくなりたい」などと言ったときは、ぜひ、パパママも応援してください。結果はどうあれ、努力するプロセスをたくさん学ぶことは、将来の財産になります。
スイミングスクール選びのコツを教えて!
「指導方針」が子どもに合っているか
たとえば、のんびりした性格の子が、とにかく毎試合勝てる選手を育てることに力を入れているスパルタのスイミングスクールに入っても、なかなかついていけず、挫折してしまうかもしれません。
逆に負けず嫌いな子が体力づくりを中心に指導するスイミングスクールに入っても、物足りなくて、伸び悩んでしまうこともあるかもしれません。
スイミングスクールによって指導方針は違うことを理解し、目的を明確にして、お子さんに合ったスクールかどうかを見極めましょう。ホームページを見たり、実際に見学や体験に行ってみるとイメージを掴みやくすなります。