幼児期の子どもの習い事。メリットやデメリット、人気の習い事とは
子どもが幼児期にさしかかると、そろそろ何か習い事をやらせたほうがいいのかな?と考えるママも多いかと思います。子どもの成長にも良いと言われている習い事ですが、数ある習い事の中でいつ始めてどのような習い事が良いのか?どのように教室を選べばいいのか今回は考えていきます。
大切な時間を割いて幼児期に習い事は必要?
子どもの習い事、いつ始めて、何を始める?
しかし、早く始める事が必ずしも正解ではなく、統計上は4歳から始めるケースが最も多いそうです。子どもに習い事をさせる適正年齢に正解はなく、習い事の種類、目的によって適正年齢は異なると言われています。子どもにも個人差があり、家庭の生活環境にも影響されます。重要なのは親が目的をもって適正時期を見極めてあげることです。
幼児期の習い事はメリットがたくさん
習い事は幼稚園や保育園のように、親以外の人と関わる機会が多く、個人レッスン以外は基本的に他人と接しながら学びます。お友達との関わりを通して、コミュニケーション能力が身に付きます。
【子どもの心と体の成長のきっかけに】
幼児期はたくさんのことを吸収しやすい時期と言われています。いろいろな習い事をさせてみることで、子どもの様々な可能性を探り、子どもの可能性を広げてあげるという考え方もあります。例えばスポーツ系の習い事は体を動かすことで体を丈夫にしたり体力もつく効果が期待でき、音楽系の習い事は脳の働きを活性化し、聴覚の発達や豊かな感性を持った子に成長させる効果が期待できます。
幼児期の習い事にはデメリットになる場合も
子どもの乳児期は泣くことがお仕事。幼児期は遊ぶことがお仕事です。子どもは自由奔放に遊びを通じて、たくさんの事を学び、自由がゆえに自ら考え行動する力を養います。習い事が多くなってしまうと、自由に遊ぶ時間が少なくなってしまいます。お友達とも遊ぶ時間も減り、イヤイヤに習わせると場合によってはトラウマやストレスにもなりかねません。
【保護者の負担も増える】
習い事によっては授業に付き添ったり、送り向かえなどの移動時間を含めると初めての場合は思っているよりも保護者も子ども同様に時間を割く事になります。発表会や試合のために土日に予定が入り、家族で出かける時間も減ってしまうことも考えられます。
低年齢の幼児期の習い事は親の意思が大半
習い事は始める目的、理由を明確にしてから
子どもに好きなことや得意なことを増やしてあげたい。体力づくりや運動能力の向上に役立ててほしい。など目的と理由を明確して考えてあげましょう。その目的や理由が見つかった時が習い事を始める良いタイミングです。
習い事に通うには当然、貴重なお金と時間がかかります。子どものためにも失敗や後悔はできるだけしたくないですよね。
子どもの習い事を探す際、注意すべき事
子どもの意思を尊重してあげることも重要ですが、子どもが自ら「やりたい」と言った場合は子どもの意見を聞きつつ親が主導となって目的に合わせて進めてあげるほうが失敗は少なくなるでしょう。
また、親の気持ちだけで子どもに習い事を押し付けすぎることは子どもにとってもあまり良くありません。教室で楽しめているか?負担になっていないか?子どもの気持ちに寄り添うことも重要です。
子どもの習い事に対する意思も大切に
当然、習い事によっては、子どもに合わないものもあり、やめたいと言ってくるケースも出てくると思います。そんな時はすぐ辞めさせる、辞めさせないでなく日頃から親がしっかりと子どもの様子を観察して、通い続けることができるか、子どもと一緒に話し合ってみるのも良いかもしれません。
子どもの習い事、選択肢はたくさん
入会する前に体験教室で模擬レッスン
そこで活用しておくといいのが「体験教室」です。体験教室では、無料も有料の場合もありますが、本格的に入会する前に実際のレッスンに参加して模擬レッスンを受けられます。教室の雰囲気、どんな先生が指導するのか、子どもが教室の雰囲気に馴染めそうかなど確認できます。
日程や時間など、予め決まっている教室もあればいつでも参加できることもありますので、希望する教室があれば事前に問い合わせみましょう。また良い教室を選ぶためにも、体験教室は一つだけでなくいくつか行っておくと良いといいでしょう。