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歩行が安定せず転ぶことの多い1歳児。落ち着いて適切な処置をしよう

歩行が安定せず転ぶことの多い1歳児。落ち着いて適切な処置をしよう

部屋の環境を見直そう

部屋の中は物がたくさんありますから、子どもがハイハイやつかまり立ちを始めたら環境を見直しておきましょう。まずは、つまずきやすいものを床の上に置かないようにしましょう。

部屋では延長コードに足を引っ掛けたり、おもちゃにもつまずいて転んだりすることがあるかもしれません。危ないものは使ったら片づけるようにしましょう。

転んだときに痛くないように床にマットを敷き、マットが滑らないように滑り止めをつけると安心です。歩いたときにマットが滑って子どもが転ばないようにするのです。

転んで家具に頭をぶつけることもありますから、コーナークッションをつけてぶつけても大丈夫なように事前にしておきましょう。子どもが安心して歩き回れる環境にしたいですね。

遊びの中にハイハイ運動を取り入れ体力を

今の1歳児は頭や顔から転ぶことが多く、転んだ際に手が前に出ることは少ないといわれています。こうしたとっさのときに手が前に出ないのは、ハイハイをする機会が少ないことが関係しているようです。

最近ではハイハイをして全身の筋肉を鍛えるという機会が不十分なまま、すぐに歩き始める子も増えているようです。子どもが早く発達することに目を向けるよりも、子どもが発達する上で必要なことが経験できているかということに目を向ける必要がありそうです。

1歳児といえばハイハイが移動手段にもなっているでしょうから、家の中をできるだけ広くして積極的にハイハイをさせて、全身の筋肉を鍛える機会を増やしましょう。そのことが、転びにくい体を作ってくれるのです。

まとめ

ひとりで歩き始めた1歳児は、頭が大きくまだバランス感覚が不十分ですから、転びやすくなります。子どもが転んだらママはできるだけ冷静に対応し、怪我の状態を把握しましょう。

怪我が軽ければママが処置して、怪我の程度が重ければ受診することや救急車を呼ぶことも検討しましょう。ママが判断に迷うときは受診をする方が安心かもしれません。

屋外に行くときは危険な場所は避け、部屋の中はつまずいたり滑ったりしないように環境を整え、子ども自身の体力も鍛えて転んでも軽い怪我で済むようにしたいですね。
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