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35週は産まれそうな体調変化が。必要な準備と気をつけたい兆候

35週は産まれそうな体調変化が。必要な準備と気をつけたい兆候

出血やおりものの色が変わったら病院に連絡

妊娠経過が順調であれば、赤ちゃんは妊娠37週0日から41週6日のいわゆる「正産期」に誕生します。この時期の出産を正期産といい、それ以前に赤ちゃんが生まれてしまうことを早産といいます。

次のような症状が見られるときは早産の兆候かもしれないので、病院に連絡して指示を仰ぎましょう。

・出血
37週以降であればおしるしの可能性もありますが、37週未満であれば早産の兆候かもしれません。おりものに血が混ざる、レバーのような血の塊や鮮血が見られるときは注意が必要です。

・おりもの
黄色や緑っぽい色のおりものであれば淋菌、カッテージチーズのようにポロポロとしたものであればカンジダ菌への感染が疑われます。子宮内感染を引き起こし、早産につながる恐れがあります。

破水したらすぐに病院を受診

貧血やめまい、出血などのほかに、35週の時期に注意してほしいのが「前期破水」です。

破水は通常、陣痛が始まって子宮口が全開大になってから起こります。しかし、妊娠28〜36週ごろに赤ちゃんを包む卵膜が破れて羊水が流れ出てしまい、陣痛が起こる前に破水してしまうことがあるのです。これは一般に前期破水といわれます。

破水が大量だとわかりやすいのですが、少量だと「尿もれ?」と間違えてしまうことがあるので注意が必要です。破水した可能性がある場合には、ひとまずナプキンをあててバスタオルを巻きましょう。感染予防のためにシャワーや入浴は控え、母子健康手帳や診察券、健康保険証などを持って産院を受診してください。

まとめ

35週にもなると妊娠生活も最終段階に入り、ママの体にはお産に向けて様々な変化が起こるようになります。突然の変化に戸惑うこともあるかもしれませんが、待ちに待った赤ちゃんとの対面のときはすぐそこまで来ています。無理のない範囲で入院準備を済ませたり体調を整えたりしましょう。

気になる症状が見られるときには医師や助産師さんに相談し、少しでもお産への不安や心配を解消して、残り少ない妊娠生活を楽しんでくださいね。
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