出産しても血液型がわからない?!赤ちゃんの血液型を調べない理由
両親と違う血液型になることはあるの?
A型とB型のパパとママの間に赤ちゃんができたとき、AO型とBO型の組み合わせの場合は「AO」「OB」「AB」「OO」の4通りになるため、A型、B型、O型、AB型のどれかになります。また、AA型とBB型の場合は、必ず「AB型」です。
さらに、AB型とOO型の場合は「AO」「AO」「BO」「BO」になるため、赤ちゃんの血液型はA型かB型になります。
少し不思議ですが、赤ちゃんと両親の血液型が違うことはあります。
Rh+-も両親の組み合わせでわかるの?
ABO型同様、両親から遺伝で受け継ぎます。必ずRh-型になるのはパパとママの両方がRh-型の場合だけで、Rh+型同士では必ずRh+型に、Rh+型とRh-型の場合はどちらにもなる可能性がありますが、Rh+型になることが多いようです。
ママがRh-型の場合、お腹の赤ちゃんがRh+型だと「血液型不適合型妊娠」となり、切迫流産や前置胎盤などでママと赤ちゃんの血液が混ざってしまったときに、赤ちゃんの体に影響が出ることがあります。
まとめ
また、赤ちゃんはパパかママと必ず同じ血液型になるというわけではなく、まったく違う血液型になることがあるということもおわかりいただけたでしょうか。
結局のところ、赤ちゃんの血液型検査はメリットがあまりないので、産院で血液型検査をしてもらえなくても、不安を感じたり、あせったりしなくてもよいということです。