知っておきたい北海道での子育て。生活事情と育児支援制度

2018,7,26 更新

赤ちゃんの急な発熱時には

保育園では37.5℃以上の熱が出ると預かってもらえません。赤ちゃんが急に発熱しても、どうしても仕事が休めないこともありますよね。そんなときにぜひ利用したいのが、「ほいくる」です。

「ほいくる」は北海道育児支援協会（ほくいく）が運営する、働きながらの保育ができる社会を目指す支援事業の一環です。看護師や保育士による訪問型の病児保育サービスを提供しています。

ほいくるでは、1時間ごとに体温や病状をしっかりチェックし、ママが帰宅したときにしっかりと報告をしてくれます。また、勤務中に熱が出たときはお迎え代行もしてくれます。

赤ちゃんがいつ熱を出すかは予測できませんよね。こういったサービスがあることを知っておくと、いざというときにも安心です。

ママでも働きたい。女性の強い味方

「働きたいけど、ブランクがあるから不安」「仕事と家庭の両立はできるだろうか？」「子どもがいてもできる仕事は？」など、働きたくても悩みがあるママは多いですよね。そんなママの心強い味方が「マザーズ・キャリアカフェ」です。

このカフェでは、専門のマザーズコンシェルジュが1人1人のニーズに応じて、きめ細やかな就職カウンセリングをしてくれます。もちろん子どもを連れての利用ができ、無料で相談できるので安心です。

マザーズ・キャリアカフェは札幌に1カ所しかありませんでしたが、2017年に新たに函館・旭川・釧路・帯広・北見各市に開設されました。これにより、より多くの働きたいママが相談できるようになりました。

まとめ

移住したい街のランキングでは常に上位の北海道。実際に住むとなると、気候や習慣の違いも多く戸惑うこともあると思います。

しかし北海道には、ほかにはないような大自然や大きな公園、美味しい食材などがあり、子育てをするのにとても魅力的です。近年は暮らしやすい街づくりもどんどん進んでいます。

また北海道はとても広く、市や町ごとにさまざまな特色があります。それぞれのご家庭に合う場所を見つけて、充実した暮らしを送ってくださいね。