乳児の脳や心の育て方を知ろう!遊び方のアイデアやおもちゃの選び方
赤ちゃんの脳や心の成長を促して、将来の可能性を広げたいと思うパパやママは多いでしょう。乳幼児期の遊び方によって発達が違ってくるようですが、どんな遊が効果的なのでしょうか。この記事では、乳児の脳や心の育て方、発達段階に合ったおもちゃの選び方などをご紹介します。
お腹にいるときから脳育は始まっている!
妊娠中にタバコやお酒はやめよう
妊娠中のタバコやお酒は、赤ちゃんの脳の成長に影響を与えるといわれています。タバコには、赤ちゃんの成長に悪影響を及ぼすものが含まれていることも分かってます。タバコを吸うとママの血管が収縮し、赤ちゃんの成長に必要な栄養が行き届かなくなる恐れもあるので控えたいですね。
また、妊娠中のお酒も、赤ちゃんのために控えておきたいものです。適量を超えたお酒は赤ちゃんが神経障害になることもあるようです。タバコや飲酒の習慣を急に変えるのは難しいかもしれませんが、赤ちゃんのために強い意志を持ちましょう。
赤ちゃんやママに大切な栄養素「葉酸」
葉酸は、菜の花や芽キャベツ、アスパラ、ぜんまい、わらびなどの春の食べものや、水菜やアボガド、納豆など、1年を通してスーパーなどで簡単に手に入る食材にも含まれています。いちごやマンゴーのようなフルーツにも葉酸が含まれているため、食欲のないときでも手軽に食べることができてよいですね。
妊娠中や授乳中は、ママの食生活が赤ちゃんの栄養となるので、好き嫌いせず色々なものをバランスよく食べることが大切です。
ママはストレスを溜めずに過ごすこと
そもそも人間は夜行性ではありません。そのため、夜は十分な睡眠を取り、朝すっきりと目覚めるようにすれば脳の働きもよくなります。お腹の赤ちゃんに「夜だから寝ようね」「朝だよ、おはよう」と声をかけると、ママの声を聞いた赤ちゃんも安心して一緒に眠れるかもしれませんね。
つわりで体調が悪く生活リズムが整わない場合は仕方がないので、無理のないように生活リズムを整えましょう。
乳児の脳や心を育てる遊びのアイデア
頭の位置を変えて、視覚遊びをしょう
赤ちゃんの脳を活性化させるために、たまに頭の向きを変えてみましょう。窓から差し込む光が右から左へ変わるだけでも、脳や視覚が鍛えられ発達していくものです。赤ちゃんのベッドを同じ方向から覗き込んでいるママは、覗き込む方向を変えてみるのも赤ちゃんの脳によい刺激になります。
退院後、赤ちゃんとの生活に慣れてきたら、ときどき赤ちゃんの頭の位置を変えて、左右均等に光が当たるようにしましょう。
リラックス効果がある!ベビーマッサージ
大人もマッサージをしてもらうと、心地よく感じたり疲れが取れたりしますよね。赤ちゃんも大好きなママにマッサージをしてもらうと、安心してぐっすり眠れ、気持ちが安定するでしょう。
しかし、力任せに赤ちゃんの体をマッサージするのはよくありません。自治体などでベビーマッサージの講習会があれば、参加してみてくださいね。ベビーマッサージは、入浴後や寝かしつけの時間に赤ちゃんの手足や体を優しくマッサージしましょう。赤ちゃんの気持ちよさそうな可愛い表情に、ママも癒されますよ。
抱っこ以外のスキンシップ遊びを紹介
首がすわっていない赤ちゃんは、寝かせたままのスキンシップが安心です。赤ちゃんが退屈そうにしていたら、コチョコチョと体をくすぐってみるのもよいでしょう。赤ちゃんは皮膚が柔らかいので、優しくくすぐってくださいね。ニコニコの笑顔になることも多いですよ。
お風呂に入る前や着替えのときは、顔や体にママのほっぺをつけるのも楽しいスキンシップのやり方です。ママの温かさが感じられるので、赤ちゃんも嬉しくなります。
脳や心を育てる!おもちゃの選び方
ねんね期のおもちゃ選び
部屋のインテリアを気にするあまり、ナチュラル系や目立たない色のおもちゃを選ぶママも多いかもしれませんね。しかし、はっきりとした色のおもちゃのほうが赤ちゃんには見えやすく、好奇心や脳を刺激します。赤ちゃんには、色鮮やかな原色のおもちゃを選んだほうがよいでしょう。
特に赤色は、赤ちゃんが生まれて最初に認識できる色だといわれています。ねんね期のおもちゃ選びに迷ったら、赤色の入っているおもちゃを選んでみるのもよいですね。