乳児の脳や心の育て方を知ろう!遊び方のアイデアやおもちゃの選び方
ハイハイ、つかまり立ち期のおもちゃ選び
このころの赤ちゃんは、なんでも口に入れたがることが多くなります。興味があるものを口に入れて確かめようとする、ちょうど歯が生えてくる時期なのでむずがゆくておもちゃを口に入れることもあるでしょう。
そのため、口に入れても飲み込めない大きさで、引っ張ったり落としたりしても壊れないものが安心です。好奇心が旺盛な時期なので、鏡がついている、音が鳴る仕組みになっているなど、仕掛けがあるおもちゃは赤ちゃんの興味を引きやすいですよ。
色々な遊び方ができるおもちゃは考える力が身につき、脳の発達を促してくれるのでおすすめです。
たっち、あんよ期のおもちゃ選び
たっち、あんよ期のおもちゃは、動きのあるものを選ぶと喜ぶでしょう。柔らかいボールを投げたり追いかけたりして遊ぶのも、赤ちゃんは大好きです。また、積み木なども脳によい刺激を与えてくれるおもちゃです。赤ちゃんが自分で積み重ねることは難しくても、ママが積み重ねたものを崩して楽しめますよ。
積み木で作ったものを「壊す」ことに抵抗を感じるママもいるかもしれませんが、赤ちゃんは積み木の「変化」を楽しんでいるだけなので気にしなくても大丈夫です。
パパや祖父母との触れ合いも大切
パパも赤ちゃんと積極的に触れ合おう
しかし、分からないからといって赤ちゃんと触れ合わないまま過ごしてしまうと、赤ちゃんはママからの愛情しか受け取れなくなりますよね。ママだけでなくパパからも「たくさん愛されている」と実感できるように、少しずつ赤ちゃんとの触れ合いに慣れてもらいましょう。
ママはパパと赤ちゃんが触れ合えるように、お風呂はパパに任せたり、「抱っこお願いね」とパパにバトンタッチしたりするとよいですよ。
周りの人と触れ合うことで脳が成長する
また、たくさんの大人と触れ合い、パパやママ以外の人から愛情を受け取ることで、赤ちゃんの心も安定します。スキンシップを取るとオキシトシンという幸せホルモンが分泌されるため、心が満たされてすくすくと成長していけるでしょう。
家庭の中だけでなく、外に出ても優しい人がたくさんいることを赤ちゃんのころから学べると、コミュニケーション能力も発達していきます。脳や心の発達には、周りの人との触れ合いが重要なのですね。
周りに頼ることでママも子育てを楽しめる
先ほどご紹介したように、パパや祖父母など、周りの大人との関わりは赤ちゃんの成長にプラスに影響します。「周りに頼りづらい」「私が頑張らないと」と自分を追い込むのではなく、「赤ちゃんにもよいこと」と思って周りに頼っていきましょう。
周りに頼ってママの負担が減ることで、ママの心にも余裕が生まれますよね。ママの心に余裕があると、赤ちゃんとの毎日がより楽しくなりますよ。
まとめ
ねんね期の赤ちゃんは、ときどき頭の位置を変えて寝かせると脳によい刺激になります。また、色彩のはっきりしたおもちゃで遊ぶのも脳育に効果的です。月齢の発達に応じたおもちゃを選んで、赤ちゃんの反応を楽しみ、親子の絆を深めましょう。
ママが疲れたときは周りに頼りながら、子育てを楽しんでくださいね。