新生児を沐浴させよう!知っておきたい必要な知識や沐浴のやり方
沐浴という言葉を赤ちゃんが産まれるまで知らなかったというママも多いはずです。沐浴とは何をすることなのか、正しい沐浴方法や準備しておかなくてはいけないグッズ、沐浴後にするべき赤ちゃんのケアの方法などを分かりやすくお伝えしていきたいと思います。
目次
- 沐浴についての知識をつけよう!
- そもそも沐浴って何をすること?
- 沐浴をするのは、いつからいつまで?
- 新生児の沐浴時間はどれぐらい?
- 新生児の沐浴に必要なベビーバスの種類
- 床置きタイプのベビーバス
- シンク用のベビーバス
- エアータイプのベビーバス
- 沐浴は代用品を使って無駄なく
- プラスチック製の衣装ケースを使う
- 樹脂バスケットならおもちゃ入れに
- ビニール製プールなら長く遊べる
- 新生児の沐浴で準備しておくもの
- 沐浴用のせっけんやボディソープ
- ベビーバスの温度を測る湯温計
- 沐浴前後で重宝するガーゼやバスタオル
- 新生児の正しい沐浴のやり方「入浴前」
- 沐浴前の準備をしよう
- ベビーバスにお湯を張る
- ガーゼで体を覆いベビーバスへ入れる
- 新生児の正しい沐浴のやり方「入浴中」
- 顔、頭、身体の順序で優しく洗う
- お尻やお股を丁寧に時間をかけて洗う
- シャワーなどで上がり湯をする
- 新生児の正しい沐浴のやり方「入浴後」
- バスタオルで優しく拭き取る
- 保湿クリームで全身をケアする
- 綿棒で耳や鼻をお掃除してあげる
- 沐浴時の新生児を上手に洗うコツ
- 怖がらないように話しかけてあげる
- 産後の病院で事前に練習しておく
- 新生児の沐浴時に注意するポイント
- 沐浴中はその場から離れない
- 沐浴は段取りよく短時間で行おう
- 沐浴はなるべく同じ時間帯にしよう
- まとめ
沐浴についての知識をつけよう!
そもそも沐浴って何をすること?
ただ、新生児の場合にはママとパパが普段入っているお風呂に一緒に入るという訳ではありません。首が不安定な赤ちゃんをいきなりお風呂にいれるのはママもパパも不安でしょうし、なによりお風呂には目には見えない雑菌がたくさんいます。
抵抗力の弱い新生児は、お風呂で沐浴をするのではなく沐浴用のベビーバスで体を洗ってあげましょう。慣れないうちは赤ちゃんもママもドキドキの連続ですが、コツをつかめば簡単にできるようになりますよ。
沐浴をするのは、いつからいつまで?
ただ、新生児期が終わったらすぐに沐浴を卒業しなくてはいけないとう訳ではありません。パパの帰宅時間が遅くママだけで赤ちゃんがお風呂に入れなくてはいけない、上の子のお風呂のお世話をしなくてはいけないと赤ちゃんをお風呂にいれることが負担になるという理由でその後も沐浴を続けているというママもいます。
赤ちゃんの体調やご家庭の生活リズムに合わせて沐浴とお風呂を使いわけているママも多くいますのであまり気にしすぎることなく沐浴をしてあげてくださいね。
新生児の沐浴時間はどれぐらい?
しかし、新生児の沐浴は時間をかけすぎることはあまり望ましくありません。沐浴中の赤ちゃんはウトウトと気持ちよさそうな顔をすることもありますが、実は思いのほか体力を使っているのです。
目安としては10分前後が望ましいです。ただ、ママも沐浴に慣れるまではどうしても時間がかかりすぎてしまうかもしれませんよね。
早く切り上げなくてはと焦ると思わぬトラブルにつながる恐れもありますので、きっちり何分と決めずにあくまでも目安として考えてくださいね。
新生児の沐浴に必要なベビーバスの種類
床置きタイプのベビーバス
お風呂の床に置いて使うのもよいですし、冬の寒い時期にはリビングで使うこともできますよ。大きめサイズなので新生児の赤ちゃんもすっぽり入るサイズです。
ただ、どうしても収納場所をとってしまいますので、使用後に置き場所がなくて困るという方は購入前にしっかりと検討したほうがよいです。新生児期の間には、毎日使うものになりますので置き場所がないとストレスになる恐れもありますからね。
収納場所の問題だけ解決できれば、使いやすさ、安全面、丈夫さを考えるとバランスがよいタイプです。
シンク用のベビーバス
低い位置での沐浴はママも腰をかがめる必要がありますので負担がかかります。そして、赤ちゃんの首をしっかり支えなくてはと腕に変な力が入ってしまうのです。
シンク用のベビーバスは、キッチンシンクや洗面台にはめ込んで使うタイプです。腰をかがめる必要がないのでママの腰も悲鳴をあげることは少なくなるはずですよ。
ただ、購入時にはキッチンシンクや洗面台のサイズをしっかりと計測してくださいね。大きすぎて使えなかったという恐れもありますからね。
エアータイプのベビーバス
使用前に空気を入れるのが少し手間なのと、何らかの衝撃があると破れてしまうというデメリットがありますが、とにかく軽いので持ち運びがしやすいです。空気を抜いて折りたためばコンパクトになりますので収納場所も選びません。
旅行先にも気軽に持っていくこともできますので沐浴ができずに困ってしまうということもありません。沐浴時期を過ぎてからは、夏のプールとして使用するというママも多いですよ。
やわらかい素材ですから、赤ちゃんの体を傷つけてしまう恐れもありませんので安心して使えますよ。
沐浴は代用品を使って無駄なく
プラスチック製の衣装ケースを使う
沐浴は家庭にあるもので代用できますよ。たとえばプラスチック製の衣装ケースを使っている家庭も多いでしょう。ある程度深さのあるものであれば、その中にお湯を入れてベビーバス代わりに使うのも可能です。
衣装ケースであれば購入してものちに赤ちゃんのグッズを収納できますし、ほかの用途へ利用できるので無駄になりません。衣装ケースに入れたお湯を出すときに持ち運ぶのは大変なので、お風呂場やキッチンなど水場ですることをおすすめします。