新生児を沐浴させよう!知っておきたい必要な知識や沐浴のやり方
怖がらないように話しかけてあげる
突然服を脱がされて、お湯の中に入ります。ふいに顔にお湯がかかることもありますし、ときにはお湯を飲んでしまうこともあるかもしれません。
このことは赤ちゃんにとって恐怖を感じることもありますし、沐浴が苦手になってしまうこともあります。少しでも沐浴への恐怖感を減らすようにはママが常に赤ちゃんに話しかけてあげるということが大切です。
沐浴の準備をしている時点から、「これからお風呂に入るよ」と声をかけてあげるだけでも赤ちゃんの不安は軽減することができます。お湯に体をつけるときには「温かいね」や「熱くない?」など問いかけてあげるのもよいですね。
赤ちゃんはママの声とほかの人の声を判断する力があるといいます。ママの声を聞くことで恐怖感が和らぎ安心に変わります。問いかけに対しての返事はありませんが、こまめに話しかけてあげてくださいね。
産後の病院で事前に練習しておく
そのこともあり、実は沐浴が苦手だと感じるママがたくさんいます。しかし、毎回家族の手を借りることも難しいでしょうし、誰かにお願いしていてはママがやらなくてはいけないときに困ってしまいます。
沐浴をしっかりマスターするためには、産後の病院で事前に練習しておくということが大切です。ほとんどの病院で退院までに沐浴指導があると思います。助産師や看護スタッフが沐浴方法とコツを丁寧に教えてくれると思います。
洗い忘れが多い部分や背中の洗い方など注意したい点はどんなことなのかもしっかりと確認してくださいね。病院を退院したら、自分がやらなくてはいけないと覚悟しておくことでしっかりとマスターしなくてはという気持ちも沸きますよね。
一度の沐浴指導で不安が残る場合には、なんどか指導をしてもらえないかと尋ねてみるのもよいかもしれませんね。赤ちゃんのためにも頑張りましょう。
新生児の沐浴時に注意するポイント
沐浴中はその場から離れない
しかし、沐浴中は赤ちゃんから離れることだけは絶対にやめましょう。新生児であれば動かないだろうし、ベビーバスに滑り止めがあるので一瞬なら大丈夫だろうという思いがあるかもしれませんが、この考えは非常に危険です。
何らかの拍子に赤ちゃんの顔がお湯の中に沈んでしまうと溺れて窒息する危険があります。近くに家族がいれば家族に対応してもらう、ママ1人だけの場合は、沐浴を優先しましょう。
沐浴の時間に重なる可能性があるので応答が遅れる旨を事前に伝えておくと安心ですね。
沐浴は段取りよく短時間で行おう
着替えやタオルの準備を整えておく、できればベビーバスのすぐ近くに準備しておくとそれだけでも移動時間が短縮できますよね。パパが近くにいる場合には、洗う係、拭く係など分担するのもおすすめです。長い時間お湯に浸かっているとのぼせてしまう恐れもありますし、寒い時期だと湯冷めしてしまうこともありますので段取りよく短時間で行えるように工夫しましょう。
沐浴はなるべく同じ時間帯にしよう
ただ、パパやママは入浴を夜にすることが多いと思いますが、時間に余裕のある日中に沐浴を済ませてしまうほうがよいでしょう。特に冬は夜の時間帯だと湯冷めする恐れもありますからね。
ただ、パパが沐浴をしたいと希望していたり、沐浴のお手伝いをしてくれる場合などには、日中に限らず夜の時間帯でもよいですね。パパにお願いすることで育児への理解も深まりますし、その間にママが休憩をする時間が確保できますよね。
まとめ
ただ、ママが沐浴に対して不安や恐怖感を抱いていると、赤ちゃんも同じ思いを抱いてしまうかもしれません。沐浴を上手にこなすためには、あらかじめ準備できることはしておき、手順を頭の中でマスターしておくことがポイントです。
あとは、赤ちゃんの様子をうかがいながら行えばきっと気持ちのよい沐浴タイムになると思いますよ。