冬場に子どもに湿疹ができる原因は?予防方法や注意点について
なかなか治らないときは湿疹以外の可能性も
アトピーとは、湿疹や痒みなど皮膚の炎症をともなう病気で、よくなったり悪くなったりと長期化する傾向があります。もともとアレルギー体質である、皮膚のバリア機能が低下しているなど、複数の原因が組み合わさって起こるといわれています。
保湿剤によって原料や成分が異なるため、肌の保護のつもりで塗っていたものが実は体に合わなかったという場合もあります。自己判断で保湿剤や薬を使用し続けたことで長期化して、結果的にアトピーになってしまうという事例もあるので、注意が必要ですよ。
早めに病院で相談してみることが大切
傷やあせもから、黄色ブドウ球菌という皮膚を化膿させる細菌が入り込み、水ぶくれを作ります。痒みがあるので、つい掻いてしまって水ぶくれが破れると、中の汁がほかの部位につき、次々と感染します。これが「とびひ」です。周りの人にも感染するため、家族にうつる、登園できなくなるという場合もあります。
病院に行くのを躊躇しているうちに「薬の使用量が増える」「長期化する」「周りに感染する」という結果を生むこともあるのです。このくらいで…と思わず、まずは医師に相談してみましょう。
まとめ
特に乾燥性湿疹は、保湿や加湿がなによりの予防になります。痒みが出ている、なかなか治まらないという場合には、躊躇せずに小児科や皮膚科を受診しましょう。また「どの保湿剤を使えばよいかわからない」「ケアの仕方に自信がない」という場合にも、病院で相談するとよいですよ。
記事を参考に、しっかりと対策・予防してあげて、湿疹知らずのプルプルお肌で冬を乗り切ってくださいね。