夫婦の価値観の違いを乗り越えるには？けんかをせずに近づける方法

2019,5,14 更新

お互いの意見を交換して平等に歩み寄ろう

感情的になっているときは一度クールダウンして、お互いの意見を交換してみましょう。そのときは、まずはどっちが正しいかは一旦置いておいて、相手の意見を素直な気持ちで聞く気持ちが大切です。

相手の意見を聞いたあと、自分が譲れる所、今すぐできることがないか考えてみましょう。そして、再び夫婦で話し合い、解決できたらよいですね。そのときは、できるだけ平等に譲歩するようにするのがポイントです。

冷静に話し合っても解決できない場合は、中立の立場にある友人や夫婦問題に詳しいカウンセラーなどに相談してみるのも一つの手です。お互いの親やどちらか一方と仲がよい友人などに相談すると、問題がかえってこじれてしまうことがあるので、注意しましょう。

我慢できる些細な問題ならあきらめも肝心

価値観の違いは話し合いや譲歩の結果、解決することもできますが、結婚前に培われてしまった習慣や価値観を完璧に直すのは難しいと思います。「お互いさま」だと思って、些細な問題はあきらめてしまうのもよいかもしれませんね。

話し合いにはエネルギーを使いますし、話し合った結果直っていないとなれば、「あのとき◯◯するって約束したのに」と怒りが爆発してしまう可能性もあります。それならば、あきらめてしまえばむしろ楽という場合も多いのです。

自分の中で、許せることを整理してみるのもよいでしょう。「当日の飲み会は◯時までに連絡してと決めていたけど、月に◯回くらいなら、許してあげてもよいかな」などと、お互いがお互いに寛容になれるとよいですね。

まとめ

どんな夫婦でも多かれ少なかれ、けんかはすると思います。

育ってきた環境や成人してから歩んできた道は人それぞれです。考え方は似ている所もあれば、違う所があって当たり前ではないでしょうか。子育てに正解がないように、考え方にも正解はないと思います。お互いの考え方を尊重し、歩み寄る努力をしてみましょう。

積極的に話し合ってみたり、些細なことはあきらめたりして、けんかを減らし、よりよい夫婦関係を築いてくださいね。