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子どもの行動を観察してみよう!SOSを見逃さずに発達を促すには

子どもの行動を観察してみよう!SOSを見逃さずに発達を促すには

わざと困らせて関心を引こうとすることも

ひどいわがままを言い続けたり噛みついたりするなどの困った行動が頻繁にある場合は、わざと親を困らせて関心を引こうとする「試し行動」をしている可能性があります。試し行動は「ママは私を愛してくれている」と確認したくて行うものです。

「お兄ちゃんはおとなしくできるのに」と兄弟と比較していたり、下の子が生まれて上の子との関わりが少なくなったりすると試し行動が出る場合があります。このような状態に陥った子どもは、良い子でいても兄弟にかなわないと悟り、悪いことをして親に注目されようとしている場合が多いです。

試し行動は、ときが来れば収まるものとはいえません。親の愛情を感じられずに安心できないと、大人になってもパートナーに試し行動をする場合もありますよ。

悪いことを注意しながら愛情を伝えよう

頻繁に試し行動のような問題行動に対処するのは容易ではありません。子どもを愛していても「いい加減にして!」と突き放したくなることもあるでしょう。しかしこれでは子どもが愛情を感じられないままです。

とはいえ、悪いことをしたときに「大丈夫よ~」と優しくすることはできませんね。悪いことをしたら、その行為に対してはしっかりと注意することが必要です。

その上で「でもあなたのことは大好きだよ」と子どもに愛していることを伝えましょう。ぎゅっと抱きしめるようなスキンシップもしてみてください。

注目されるために悪い行動をしているときはできる限り目をつぶり、行動が改まったときや良い行動をしたときに見逃さずに褒めると、問題行動は収まっていきますよ。

まとめ

子どもの行動は心と密接に繋がっており、行動を観察することで気持ちを理解し対処することができます。また、子どもの行動を制限しすぎずに見守ると、自主性を育むことができるでしょう。

小さな子が同じ遊びを繰り返したりイタズラをしたりするのは探求心の表れです。ときには思い切り行える機会を作るとよいかもしれません。集中力がないときは、まず生活習慣を見直しましょう。

子どもの困った行動は「試し行動」の可能性もあります。その場合は、良くない行為を注意した上で子どもに愛情を伝え続けると、収まっていきますよ。
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