専業主婦が正社員として再就職するコツ。流れを確認して備えよう
育児が落ち着いてきたので、将来のことについて考え始めているというママもいることでしょう。正社員として再就職したいというママもいるかもしれません。そこで今回は、再就職を考えたときの情報収集についてと再就職活動に向けてしておきたい準備、再就職活動を成功させるコツなどについてお話しします。
再就職を考えたらまずは情報収集をする
経済的理由で再就職したい主婦が多い
今まで専業主婦でいたけれど、仕事を始めて兼業主婦になったというママの就職の理由としては「家計補助」が一番多いとされています。子どもの教育資金やママやパパの老後資金の貯金、子どもの教育費など家計の足しにするために働くママが多いようです。
次に多い理由としては「生活維持」が挙げられます。必要最低限の生活費を得たり、ママの収入を毎月のローンの返済に充てたりするなど、直接生活に反映させたいと願うママもいます。
エージェントやサイトなど求人が探せる場所
公的な機関としてはハローワークが定番です。中でもマザーズハローワークであれば子育てとの両立がしやすい求人を紹介してもらうことができます。
キッズコーナーや授乳室などを完備しているところもあるので、小さな子どもを連れて訪問することも可能ですよ。再就職のためのセミナーや履歴書の書き方指導なども行っていることがあるので、再就職に必要な色々なサポートを得ることができます。
自宅でじっくりと探したい場合は、主婦向けの求人サイトをチェックするのも一案です。残業および出張なしなど細かい勤務条件を設定して検索してみましょう。
主婦が正社員として再就職するためには
ほかにもマザーズハローワークで正社員の仕事を探してみるのもよいでしょう。ただ、中にはブラック企業が紛れていることもあるので、気になる求人があったらすぐに応募せずに下調べをすることも大切です。
ブランクが長いママの場合、最初から正社員として仕事をするのに不安を感じたら、まずは派遣社員やパートから始めてみるのもよいでしょう。面接時に、将来的には正社員を目指している旨を伝えるのもありですね。
もしくは派遣社員やパートで慣れたら、同業種の正社員の求人を探して転職するのも一案です。
再就職活動に向けてしておきたい準備
自己分析をして働きたい条件も明確に
どうして働きたいのか、どんな仕事をしたいのか、いつからどこでどれぐらいの頻度で働くことができるのか、どれぐらいの稼ぎを得たいのかなど、紙に書き出してはっきりとさせてみましょう。
希望する条件もリストにして書き出すのがおすすめです。その際、条件に優先順位をつけると仕事を探すときの参考にもなります。
自己分析をしておくと、再就職の際の面接時にも面接官の質問にはっきりとよどみなく答えることができますね。
再就職支援の活用やスキルアップ
ママの就職したい分野ではどんなスキルがあると便利なのか、事前に調べるようにしましょう。スキルアップを独学でするのが難しい場合は、再就職支援を受けるという方法もあります。
内容によっては自治体が支援していることもありますし、大学主催の再就職支援講座を受講してみるのもよいですね。お住まいの地域でどのような再就職支援の活動が行われているのか、ネットや役所で聞いてチェックしてみましょう。
利用できる支援はできるだけ活用して、再就職へ備えたいですね。
子どもの預け先などサポート環境を整える
待機児童問題により認可保育園へ入園できる可能性が低い場合は、認可外保育園も視野に入れる必要があります。さらにママがお迎えの時間に間に合わないときなど、誰か代わりにお迎えに行くことができるのかについても考えておきたいですね。
近くに頼れる実家がない場合は、地域のファミリーサポートサービスを利用するのもよいでしょう。早めに保育園探しをしたり、ファミリーサポートサービスに登録をしたり、仕事を始める前からしっかりと準備をしておきたいですね。
いよいよ選考へ!再就職活動を成功させるコツ
履歴書は丁寧に。嘘や使い回しは厳禁
長く専業主婦をしていると、職歴のブランクが気になり、つい嘘を記入したくなることもあるかもしれませんが、嘘を書いてばれたときに気まずい思いをするのはママ自身です。正直に記入するようにしたいですね。
書類選考に落ちると履歴書が返送されてくるので、それを次の会社の面接に再利用したくなるかもしれません。しかし履歴書は会社ごとに書き分けることが大切です。使い回しは厳禁ですよ。戻ってきた履歴書は潔く処分するようにしましょう。