同居で親戚づき合いがうまくいくには?信頼を深めるコツやマナー
「義理両親と同居しているけれど、義理姉家族とのつき合いに悩んでいる」「これから義理両親と同居することになったけれど、親戚とうまくつき合っていけるか不安」など、同居をしていると親戚と会う機会が増えてつき合い方に悩みますよね。ここでは、どのようにすれば親戚とうまくつき合っていけるのかを見ていきましょう。
親戚とのつき合いで生じる悩みとは
気が合わないと憂鬱になる
親戚とのつき合いに悩んでいるママのなかには「義理姉とタイプが違いすぎて全然合わない」「義理弟と気が合わないからあまり会いたくない」など、親戚と気が合わないため会うのが憂鬱になっている方もいるでしょう。パパとは気が合って結婚をしていても、パパの家族とも気が合うとは限りませんよね。
同居していると避けることも難しいので、毎回憂鬱になりながらつき合いを続けているママは多いようです。
近しい間柄だからこそ疲れやすい一面も
親戚は友だちよりも近い関係になるので、家族のように過ごしていきますよね。近しい間柄はよいこともありますが、ある程度の距離を保てないことに疲れてしまうママはたくさんいますよ。
「友だちだと夕方になると帰るけれど、親戚は夜ご飯まで食べて帰る」「親戚の子どもが週末になると毎週遊びにくる」「旅行に行くときは、親戚まで一緒に行くと着いてくる」など、親戚のつき合いが多すぎると疲れを感じてしまいますよね。
子どもの話でストレスを感じることも
子どもが生まれると、子どもの話をすることが増えますよね。いくら近しい間柄といっても「子どもにはこうしないといけないよ」「そんな育て方ではダメだよ」など、教育方針を押しつけられたり、親戚の子どもと比べられたりすると、親戚でも嫌な気持ちになるでしょう。
友だちやママ友とは違って親戚の場合は関係を切るのはなかなか難しいため、ママが我慢している家庭が多いようです。
親戚づき合いをこなすコツとメリット
ピンチのときは助け合おう
たとえば、用事があるときに子どもを預かったり、預けたりする、子どもの体調不良のときに親戚に見てもらえないかお願いする、子どもの遊び相手になってもらうなど、子どもの年齢が近いと協力して育児を乗り越えられますよね。
とくに、ママが仕事をしていると、子どもが体調不良になったとき大変です。何日も仕事を休むのは厳しいので、ママが仕事に行っているあいだに親戚が子どもを見ていてくれると助かるでしょう。親戚づき合いが良好だと、友だちよりも親戚のほうがピンチのときは頼りやすいかもしれませんよ。
子どもを通して親密になる
先輩ママの話では、子どもが生まれるとお食い初めや初節句、ハーフバースデーなど、イベントがあるたびに親戚が義理両親と同居している家に遊びにきてくれたそうです。遊びにくると子どもをあやしてくれたり、抱っこをしてくれたりするので、自然と親戚と会話をすることが増え関係が親密になったと話してくれました。
子どもがいることでママも緊張がほぐれて、リラックスした気持ちでパパの家族や親戚と過ごせそうですね。色々な人に可愛がられて育つのは、子どもにとってもよいことでしょう。
つながりがあると経済面も心強い
たとえば、親戚同士のつながりが強い場合は、お互いの子どもの誕生日や入園、卒園、入学、お年玉など、イベントがあるとお祝いとしてお金を包む家庭も多いですよね。親戚がたくさんいると子どものイベントのたびにお金をいただく機会があるので、そのお金を貯蓄に回したり、必要なものをそろえたりなど、経済面でも心強いでしょう。
親戚の子どもへのお祝いは大変なときもありますが、親戚づき合いがまったくない方に比べると、必要なときにお金がもらえるのでありがたいですよね。お金だけでなく、子ども服や育児用品などをもらえる可能性も高いですよ。
親戚と信頼を深めるためのマナーとは
お手伝いは無理のない範囲にしておく
親戚の集まりでお手伝いをするときは「私は嫁だから」と無理をするのではなく、なるべく素の自分でいられるように努力してみましょう。最初に頑張りすぎると次からも動かなくてはいけなくなるので、自分のできる範囲でお手伝いをするとよいですよ。
「嫁だから絶対に手伝わないといけない」という固定観念を捨てて、無理なく手伝い親戚と一緒に楽しい時間が過ごせるように工夫しましょう。