三姉妹の育て方は個性の見極めが肝!賢いサポートで結束力を高めて
「女の子は育てやすい」なんていうフレーズはよく耳にしますが、実際はどうなのでしょうか?今回は、女の子ばかりが揃った三姉妹育児の実情について調べてみました。三姉妹ならではの悩みとともに、子どもたちが仲良く過ごしていけるような、子育てのコツなどをご紹介していきます。
三姉妹を育てるときにママが直面すること
ケンカが始まるとすさまじい
しかも、姉妹は血の繋がった同士であるため遠慮もなく、すさまじいケンカになることもよくあるでしょう。基本的には口ゲンカが多い女の子同士ですが、髪を引っ張り合ったり、叩き合ったりと激しさを増すケースもあるようです。
ケンカの原因はくだらないことでも、女の子は原因をハッキリさせたがるので、ママも仲裁に入るのが難しい場面もあります。互いに譲ることなくネチネチと争いが長引くことも、女の子特有のものなのかもしれません。
とにかく真似をすることが女の子の特徴
三姉妹にとって、もっとも身近な大人の女性はママでしょう。生まれたころからママの行動をよく見ているので、ママがやっていることはなんでも真似したがります。
お姉ちゃんはママの真似をして、積極的に妹のお世話をしたがるでしょう。また、妹にとってはママだけでなく、お姉ちゃんも真似をしたくなる対象です。お世話をしたり真似をしたりすることで、姉妹は互いに影響し合って刺激を受け、様々なことを吸収していきます。
精神的な成長の早い女の子が3人いる手強さ
機嫌を損ねても、男の子はおやつなどを与えるとケロッと機嫌がよくなりますが、女の子にはごまかしが利かず長く引きずりがちです。女性は、言葉によるコミュニケーションが好きなため、まだ言葉をきちんと話せない子どもであっても、会話をしっかりとする必要があるのです。
子育てする上で「まだ子どもだから分からないだろう」と、適当なごまかしが通じない女の子が3人もいるというのは、なかなか手強いかもしれません。
三姉妹それぞれの育て方でママが悩むところ
長女に我慢や責任を負わせ過ぎているかも
姉妹で遊ぶときは、自分のやりたい遊びよりも妹に合わせることが多かったり、自分のことよりも妹の面倒を見ながら遊んだりすることがよくあるでしょう。そのため、自分が我慢をすれば丸く収まると思っていることも多いです。
このように、我慢や責任を負わせ過ぎている長女に対しては、我慢せずに自分の気持ちもちゃんと言うように促しましょう。親に対しても、甘えたい気持ちを我慢する場面が多いので、あまり長女としての役割を押しつけないよう、たまには長女の甘えをしっかりと受け止めるようにしたいですね。
間にはさまれた次女への接し方が分からない
子どもは、親に叱られたり褒められたりすることで、自分の個性を抑制したり協調したりすることを学びます。しかし、次女はその機会が少なく、個性のコントロールがうまくいかずに、我が強く感じられる面もあり、接し方に悩んでいるママも多いようです。
そんな次女に対しては、親の愛情を感じられるように、ママが意識的に注目するのがコツです。「少しやり過ぎかな?」と思うくらいで丁度よいでしょう。
末っ子の三女はつい甘やかしてしまいがち
さらに、お姉ちゃんたちからも可愛がられるので「三女が一番愛情を受けて育っている」と言っても過言ではないかもしれません。「なんでもやってもらうことが当たり前」という感覚を、身につけてしまう心配があります。
三女の自立心を養うべく、自分でできることは自分でするよう促したり、なんでもチャレンジするように促したりしましょう。自分の意見を持って「やりたい」と思うことに挑戦し達成感を味わうことが、子どもの自立心を育てることに繋がります。