ブラトップは手洗いした方がよい?ブラトップの洗い方と手入れのコツ
「ブラトップ」は今やママに大人気の定番商品になりました。でも、「数回洗濯をしたら肩紐が伸びてしまった」とか「生地が毛羽立ってしまう」という声もあります。「やはり手洗いした方がいい?でも手間がかかるのでは?」とお悩みのママにおすすめの、ブラトップを長持ちさせる洗い方とお手入れのコツをご紹介します。
ブラトップを長持ちさせる手入れのコツとは
より長持ちする洗濯方法は「手洗い」
1着2,000円ほどの価格で購入できるにしても、やはり長持ちさせられた方がよいですし、型崩れも防止したいのがママの本音ですよね。
ブラトップを長持ちさせるためには、やはり「手洗い」がおすすめです。ほかの洗濯物と一緒に洗濯機に入れて、一度に洗濯してしまいたいところですが、ブラトップは「下着」ですし、状態をよく保つためには擦れなどを防ぎながら、優しく洗うことが重要なのです。
手洗いと洗濯機の普通コースでの洗濯では、やはり使用期間に差が生じます。「下着=繊細なもの」という気持ちで、できるだけ手洗いをしましょう。
下着の手入れは洗濯表示をよく確認して
先ほども、ブラトップは基本的には下着なので「手洗いでのお洗濯がおすすめ」とお話ししましたが、より長持ちさせるためにも個々の製品に合った洗い方を洗濯表示で確認しておくとよいですよ。
洗濯表示には様々な種類があります。ここでは下着類に表示されているマークと意味を確認しておきましょう。
四角い洗濯機のマークの中に「40」と数字が書いてある場合は、40℃の水温での洗濯が適しています。数字の上に「弱」と表示されている場合には、数字の温度+弱水流での洗濯が適しているという意味です。
桶のイラストに「手洗い」と数字が表記されている場合には、洗濯機の使用は避け、表示の温度で手洗いをします。
長持ちさせるには干し方にも気をつけよう
干し方で気をつけたい点は、「干す場所」と「ハンガーへの掛け方」の2点です。
干す場所は「日陰」がおすすめです。陰干しすることで生地の劣化を防ぐことができますよ。
ハンガーへの干し方は、肩紐が伸びてしまうのを防ぐためにも「ハンガーの柄」を利用する方法がおすすめです。ハンガーの柄にブラトップの肩紐の付け根を合わせ、左右ともに洗濯バサミで止める方法、もしくは、アンダーバストの位置で半分に折れるようにハンガーの柄にかけて干す方法があります。
どちらの干し方も簡単ですが、肩紐が伸びてしまうのを防ぐ効果が大きいので試してみてくださいね。
手洗いによるブラトップの手入れ方法
水またはぬるま湯を大きな容器に入れて用意
手洗いは、できるだけたっぷり目の水またはぬるま湯で、優しい水流を作りながら汚れを落とすことがポイントです。
まずは洗濯桶やバケツなどの大き目の容器に、水またはぬるま湯を入れましょう。適度な容器がない場合には、洗面台を使用しても大丈夫ですよ。ほかにも使わなくなったベビーバスや、大き目の収納ボックスなども手洗い用の桶として活用できます。
この後、洗剤を使用しますので手荒れしやすいママは、あらかじめビニール手袋を用意しておきましょう。
洗濯表示を確認して洗剤を入れふり洗いする
汗ばむ季節などは前処理として、汗が染み込みやすいカップ下辺とアンダーバスト部分に直接、通常使用する洗濯洗剤を少量のばしておくのがおすすめです。においや染み込み汚れが落ちやすくなります。
手洗いの仕方は、型崩れやカップが崩れないように、前後に優しく揺すりながら「ふり洗い」をすることがポイントです。
このとき、左右の肩紐をつまんでふり洗いすると肩紐が伸びやすくなってしまいます。アンダーバスト部分を持ってふり洗いするとよいですよ。
すすいだら渇いたタオルで押さえ水を切る
すすぎも優しくふり洗いがポイントです。柔軟剤を使用したい場合は、最後のすすぎに使用してくださいね。
すすぎ終わったら、タオルを使用してブラトップに含まれている水分を切ります。バスタオルを半分に折って使うと水を切りやすいですよ。フェイスタオルなどを使う場合には、2~3枚用意しておくと安心です。
水きりはカップの型崩れを防ぐためにも、上と下から数回、優しく押さえるようにしてタオルに水分を吸収させていきます。
水切りが終わったら、ハンガーなどに干します。干し方は先述した干す場所とハンガーへの掛け方を参考に、型崩れや生地の劣化を防ぐ干し方をしましょう。
忙しいママへ!洗濯機でのお手入れ方法
洗濯機で洗うなら「弱水流コース」を選ぶ
ただ、ブラトップの劣化をできる限り防ぐためにも、なるべくほかの洗濯物とは一緒にせずに別洗いを、さらに「弱水流コース」を使用して洗いましょう。
洗濯機によって洗濯コースの表示名に違いがあり、「弱水流」というコースが表示されていないこともありますが、ランジェリーコースやおしゃれ着コース、おうちクリーニングコースがあれば、そのコースが弱水流コースになります。
生地の擦れやカップの型崩れ、肩紐の伸びなどを防止する効果が高くなるので、ブラトップ洗いには上記の洗濯コースを使用しましょう。