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抱き癖に対する保育園の見解とは?抱っこが好きな子どもへの接し方

抱き癖に対する保育園の見解とは?抱っこが好きな子どもへの接し方

抱っこが好きな子どもへのママの接し方

帰宅後は子どもの甘えたい気持ちに応えよう

ここからは、抱っこが好きな子どもへの接し方についてご紹介しますね。

お仕事や用事などで子どもと離れている時間がある場合には、帰宅後に子どもの甘えたい気持ちに応える時間を設けてあげましょう。帰宅すると「さて、◯◯をしなきゃ」とやるべきことに意識が向きがちになりますが、帰宅後は5~10分でもOKなので子どもとスキンシップの時間をとるのもよいですよ。

数時間ママと離れていた子どもは、ママにたくさん甘えたい気持ちでいっぱいです。家事を始める前に短時間でもOKなので、子どもを抱っこして過ごしてみましょう。そうすることで、子どもの満足感が満たされます。

赤ちゃんでも幼児でも、帰宅後にママに抱っこされることで安心感を得て、日中の寂しさも半減されることでしょう。

成長に合わせて抱っこにもメリハリをつける

抱っこが好きな子どもを持つママには「両手が塞がって、何もできない」「抱っこしてばかりで、体が疲れてしまう」という悩みもありますよね。そんなときには子どもの成長に合わせて、抱っこの仕方にもメリハリをつけていきましょう。

子どもが2歳ごろになると「抱っこして」とハッキリと要求してくるようになります。でも、すぐに抱っこができないこともあります。そうしたときには「今は◯◯だから待ってね、◯◯したら抱っこするね」などと話して聞かせ、提示したことが済んだ後に約束を守るのも効果的です。子どもも我慢を覚えたり頑張れるようになったりしますよ。

子どもの成長に合わせて、腰に乗せて安定させる抱っこやお膝に乗せて抱っこなど、抱っこの方法も色々と試してみましょう。

抱き癖は気にしないで抱っこする

子どもにとって、ママやパパとのスキンシップは重要なコミュニケーション手段でもあります。赤ちゃんや子どもは、抱っこでママやパパと密着してその温もりを肌で感じることで安心感や満足感を得て、社会性を育む第一歩でもある「愛着形成」を育んでいくのです。

また、抱っこを含むスキンシップは脳の発達にも効果を発揮します。スキンシップによってオキシトシンが分泌されるとストレス耐性を高める、記憶力がよくなるといった効果も期待できるといわれ、1歳までの脳の発達が著しい時期にたくさんスキンシップをとることでオキシトシンを分泌しやすい脳になり、学習能力やストレス耐性が高まる効果が続きます。

抱き癖は気にしないで、たくさん抱っこをしましょう。

まとめ

現在でも「抱き癖がつく」という考え方は残っていますが、ママやパパからたくさんの安心と愛情を感じられる抱っこは、赤ちゃんや子どもの心身の発達に必要なスキンシップです。

今は大変に感じても、子どもが抱っこをしないと泣きやまないのは遅くても3歳ごろまで、頻繁に抱っこをせがんでくるのは4歳ごろまでです。子どもの成長とともに、抱っこをする機会も減ってしまうので、抱っこの仕方の工夫や抱っこタイムを作るなどして、ママの負担を減らしながら、「抱き癖」を気にせずに今のうちにたくさん抱っこをしましょう。
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