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添い乳したあとのうつ伏せ寝って大丈夫?安全に添い乳するための方法

添い乳したあとのうつ伏せ寝って大丈夫?安全に添い乳するための方法

安全な環境と方法で添い乳しよう

寝室環境にひそむ窒息の危険性を取り除く

大人にとって何の問題もない寝室ですが、赤ちゃんにとっては危険を招いてしまうこともあります。どんなところに危険がひそんでいるのか、何に注意が必要かみていきましょう。

【窒息】
・顔がマットレスなどに埋まる
・掛け布団などの寝具が顔を覆う、首に巻きつく
・ベッドと壁のすき間に挟まれる
・親の身体で圧迫
などの原因で窒息する可能性があります。

【誤飲】
おもちゃ、ヘアピン、ピアス、ボタン、薬など何気なくおいてしまったものを誤って飲み込んでしまうことがあるので、何も置かないようにしておきましょう。

【温めすぎ】
服を着せすぎたり、布団をかけすぎたりしてしまうと、まだ体温調節がうまくできない赤ちゃんは脱水やうつ熱になることもあります。

自力寝返りできるまでは入眠したら仰向けに

前にも紹介しましたが、うつ伏せ寝と乳幼児突然死症候群(SIDS)の関連性があるといわれている以上、うつ伏せ寝のメリットがあるとしても、デメリットの方が大きいといえます。自分で寝返り返りが自由にできるころまでは、うつ伏せ寝は避けておく方がよいでしょう。

うつ伏せ寝が好きな子どもは、うつ伏せから寝た方がスムーズに寝入ってくれるかもしれません。様子を見て入眠したら仰向けになるように身体を動かしてくださいね。

もう一つ仰向けにしたほうがよい理由として、ママの呼吸です。添い乳後そのまま寝てしまうと赤ちゃんとママの距離が近くなってしまいます。ママの呼吸で空気中の二酸化炭素量が増えてしまい赤ちゃんが危険になることもあるので、向かい合わないようにしておきましょう。

生後5カ月ごろまでは入眠まで見守って

低月齢の赤ちゃんは大人に比べレム睡眠の時間が多いようです。レム睡眠とは浅い睡眠のときで、記憶と学習に関わる部分が情報の整理をしています。日中の出来事を脳にインプットしているのでピクピクと身体を動かすこともあります。

たくさん動いてしまうときに体勢が危険になることもあるので、添い乳後など入眠するまでは、寝落ちしないように見守っておいてください。それと、たくさん動きまわっても大丈夫な環境を作ることをおすすめします。

寝室環境によりますが、ママが安心して寝るためにはベビーベッドに寝かせるか、和室で布団を並べて寝るかがよいですよ。どちらも赤ちゃん用の布団を使えるし、和室だと広く使えるので身体が覆いかぶさる心配も少なくなるでしょう。

まとめ

添い乳について、よいことと注意が必要なことを紹介してきました。ママは卒乳が終わるまではまとまった睡眠をとることができないので、少しでも身体を休めるためには「添い乳」がよいです。赤ちゃんにとっても安心できる体勢なので寝つきがよくなります。

その一方で、注意が必要になることも事実です。うつ伏せからの窒息、ママの身体で覆ってしまい窒息、原因不明の乳幼児突然死症候群(SIDS)になることを知り、環境を整えてから添い乳をすることをおすすめします。

長くはない授乳期を楽しめるようにしてくださいね。
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