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鼻のテカリを改善していちご鼻を防ごう!原因とママができる改善方法

鼻のテカリを改善していちご鼻を防ごう!原因とママができる改善方法

鼻のテカリやいちご鼻が気になり、様々なスキンケアを試してみたものの、なかなか改善されないと悩んでいるママもいるようですね。鼻のテカリには、実は色々な原因があるのです。テカリといちご鼻の関係や、その原因を知った上で、正しい改善方法を試してみませんか?

鼻のテカリはどうして起こるの?

お肌の乾燥によって起こる

鼻のテカリというのは、過剰に皮脂が分泌されることで起こります。鼻のテカリが気になると、テカリを防ごうとして脂性肌の対策をしがちですが、実はこの症状、お肌の乾燥が原因で引き起こされている可能性もあるのです。

皮脂は、肌の水分を外に逃がさないようにする役割を担っています。肌が乾燥してくると、肌の水分を守るために、脳からの指令で皮脂が分泌されます。鼻には皮脂腺が多く集中しているので、皮脂が大量に分泌され、それによりテカリが出てくるのです。

顔のほかの部分は乾燥が気になるのに鼻だけがテカる、夕方になると鼻のあたりだけ化粧崩れがひどいという場合は、乾燥によって水分が不足していることで、鼻のテカリが引き起こされているのかもしれません。

脂っぽい食事が多いことも原因

食生活が原因で、鼻のテカリが引き起こされることもあります。子どもの健康のために、毎日の食事には気を使っているというママも多いかと思いますが、体内に取り入れられた食品は、皮脂にも影響をおよぼします。

脂っぽい食べ物を摂り過ぎると、その分皮脂の分泌量も増えます。皮脂を過剰に分泌させる代表的な食べ物としては、揚げ物、チョコやスナック菓子などの菓子類が挙げられます。

ほかにも、炭水化物や香辛料などの刺激物、アルコールなどを過剰に摂取した場合も、皮脂が大量に分泌する原因になることがあります。皮脂を分泌させやすいこれらの食品を摂り過ぎることは、鼻のテカリだけでなく、肌荒れの原因にもなるので、注意が必要です。

ストレスや睡眠不足が原因であることも

緊張して汗をかいたという経験はありませんか?これは、ストレスによって汗腺が活発になることが原因なのですが、皮脂腺も同様で、ストレスによって刺激され、皮脂の分泌量が増えることがあります。

また、赤ちゃんが小さいうちは、睡眠不足になりがちですよね。この睡眠不足も、皮脂の分泌量を増やす原因の一つ。自律神経の乱れや、ホルモンバランスの乱れといった症状を引き起こすストレスや睡眠不足は、皮脂の分泌量を増やすだけでなく、体の不調を引き起こす原因になることもあります。

しかし子育て中、何らかのストレスを抱えているママは少なくありません。自分の時間が取れず、毎日のスキンケアさえ疎かになり、そのことがストレスの原因となることもあるでしょう。

鼻のテカリといちご鼻の関係とは?

いちご鼻は皮脂トラブルの一つ

いちご鼻は、鼻がいちごの種のように黒くブツブツに見えることからつけられた名前です。この症状は、鼻の表面の毛穴に皮脂が溜まり、その皮脂が空気に触れて酸化し、黒ずむことで起こります。

通常であれば、皮脂が分泌されても毎日のスキンケアできれいにすることができますが、古くなった角質が皮膚に残っていたり、大量に皮脂が分泌されたりすると、それらが混ざり合い毛穴を塞いでしまいます。そのままの状態で時間が経つと、皮脂が酸化して黒ずみ、いちご鼻になるのです。

このように、いちご鼻は皮脂トラブルの一つなのですが、ある日突然症状が現れるわけではありません。毛穴に角質が溜まる、毛穴から皮脂の塊が出るといった前兆を経て、徐々に悪化していくのです。

鼻のテカリはいちご鼻になりやすい

鼻のテカリが気になるということは、鼻から皮脂が出ている証拠です。皮脂の分泌量が多いと、毛穴は閉じることができず大きく開いている状態なので、毛穴の中に皮脂が溜まりやすくなります。

毛穴に溜まった皮脂をそのまま放置しておくと、古くなった角質などと混ざり合い、毛穴の中でそのまま固まってしまいます。これらのことから、鼻がテカるほど皮脂が大量に分泌されている人は、いちご鼻になりやすい、ということがわかります。

テカリが気になったら、その都度きちんとケアしたいと思っていても、育児で忙しいママにとってはなかなか難しいことですよね。しかし、そのまま放置していると、いちご鼻の症状はどんどん悪化してしまうのです。

過剰なスキンケアによって悪化することも

テカリが気になると、念入りに洗って綺麗にしようと考えるママも少なくないのではないでしょうか。しかし、過剰なスキンケアは、かえって症状を悪化させてしまう可能性がある危険な行為なのです。

1日に何度も洗顔をしたりゴシゴシ洗ったりすると、必要な皮脂まで洗い流されるので、足りない分を補うために、余計に皮脂は分泌されます。また、刺激の強い毛穴パックで毛穴に詰まっているものを無理やり取り除くことも、毛穴が開き詰まりやすい状態になるので、同じことを繰り返すだけです。

皮脂を取り除くには、あぶらとり紙の使用も有効ではありますが、これも使い過ぎたり力を入れ過ぎたりすると、必要な脂まで取ってしまうだけでなく、肌を傷つける原因にもなるので、注意が必要です。

ママができる鼻のテカリの改善方法

スキンケアを見直して隙間時間を使おう

必要な脂分を確保しつつ、余計な脂分を洗い流すためには、1日に2回程度の洗顔が最適です。可能であれば、洗顔の前に蒸しタオルなどを使って、毛穴を開いておくとよいでしょう。毛穴が開いた状態で洗顔すれば、優しく洗っても詰まっている脂分は除去できます。

洗顔するときには、できるだけキメが細かい泡で洗うことをおすすめします。しっかりと泡立てた泡で優しく洗うことで、刺激も少なく効果的に汚れを落とすことができるのです。

また、乾燥肌が原因で皮脂が大量に分泌されている場合には、乾燥肌のケアも必要です。家事をしながらシートタイプのフェイスマスクを使ったり、子どもの保湿ケアをする際にママも一緒にケアしたりというように、隙間時間をうまく使いましょう。
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