就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

1歳児健診について知ろう!受けるメリットやデメリットを紹介

1歳児健診について知ろう!受けるメリットやデメリットを紹介

子どもが1歳に近づくと、1歳児健診が気になり始めるのではないでしょうか。母子手帳に1歳児健診のページがあったり、ママ友との間で話題になったりすることもあると思います。ここでは、1歳児健診の内容や、受診するメリット、1歳半健診との違いを紹介していきます。

1歳児健診はどういった健診でしょうか

法律で義務付けられている乳幼児の健診

健診には、公費で受ける健診と、任意で受ける健診があります。法律で義務付けられている健診は、1歳半と3歳の2回だけ。法律で定められた2回の健診のほかにも、3〜4カ月健診を実施している市区町村が多くあります。基本的には、この3回が公費健診に当たります。

公費健診の場合は、市区町村から通知が届きます。その通知を持って、指定された受診先に子どもを連れていきましょう。公費健診の場合は、費用の負担はなく無料で受けることができます。

1歳児健診を義務としている市区町村にお住まいの場合は、市区町村から通知が届きます。何もこない場合は、任意となりますので、市区町村が健診を委託している医療機関に直接自分で申し込む必要があります。任意健診の費用は、実費となります。

市町村によって異なる乳幼児の健診

法律で定められている、1歳半と3歳の健診以外は、どの月齢・年齢を健診の対象とするかは、市町村に委ねられています。そのため、住んでいる市区町村によって、健診を受ける時期が異なります。

厚生労働省の調査によると、3〜4カ月健診は、ほとんどの市町村で実施されています。次に多いのが、9〜10カ月健診。その次に多いのが6〜7カ月健診となっています。

1歳児健診という言葉はよく耳にすることがあるので、1歳が近づいても市町村から案内が来ないと不安になることもあるかもしれません。しかし、1歳児健診の有無は、住んでいる地域によって異なります。1歳児健診を実施している市町村は比較的少なく、受ける場合は任意で実費で受けることが多いでしょう。

1歳児健診の主な診察内容と費用

1歳児健診では、赤ちゃんの成長が順調であるかどうかを確認します。身長や体重などの体の発育状況を計測し、医師による診察や触診をおこないます。また、離乳食も終わりに近づいているので、離乳食の進み具合や栄養状態も確認します。

さらに、1歳が近づくと、順調に成長している子であれば、つかまり立ちや伝い歩きを始めている頃ですね。そういった運動機能も成長しているかを診ていきます。

任意健診の場合の費用は、医療機関によって異なりますが、3,000〜5,000円程度でしょう。自治体によっては、無料で受けることができるチケットを配布していたり、乳幼児の医療証があればかかった費用の一部が戻ってくることもあります。

1歳児健診を受けるメリット、デメリット

受けてよかった。健診で感じたメリット

任意健診の場合、受診するかどうかの判断は各家庭に任されています。子どもを連れて病院に行くのは一苦労ですし、健診費用も自費負担になるので、悩むところかもしれません。しかし、1歳児健診には以下のようなメリットがあります。

まず1つ目が、1歳の記念になるということ。1歳というのは、特に大きな節目ですよね。1歳児健診を受けると、身長や体重などを計測してもらえるので、1年間の成長を記録として残すことができます。母子手帳には、1歳健診のページもあるので、そこに記入してもらえるのは嬉しいですよね。

子どもの身長や体重は、家でも測ることができますが、じっとしてくれないので大変ですよ。病院で測ってもらうと正しい数値を知ることができるので安心です。また、成長も問題ないか、専門家から意見をもらえるのは嬉しいですよね。

ほかにも、法律で義務化されている集団健診と異なり、個別におこなうので、1人1人じっくりと見てもらうことができます。普段、育児をしていて気になることや、子どもの成長で気になることがあれば、相談することもできます。

受けなければよかったと思う場合

先輩ママの中には、1歳児健診を受けなければよかったと思う人もいます。その理由の一つが、病気などの感染です。小児科に行くと、風邪や病気で診察に来ている子どもと、同じ待合室で過ごすことになります。子どもは病気が移りやすいので、特にインフルエンザが流行している時期などには、注意が必要です。

また、1歳児健診は予約をしても、診察の進み具合によっては、待合室で長い時間待たなければならないこともあります。子どもによっては、病院に行くのを嫌がる子もいますよね。子どもを連れてお出かけするだけでも、ママは大変なのに、泣き叫ぶ子を待合室であやしたりしなければならないとなると、どっと疲れてしまいます。

また、検査も医療機関によって異なるので、体重や身長の計測と簡単な問診だけで終わってしまったという人もいます。それだけであれば、自宅でも測れるのでわざわざ行かなくてもよかったと思う人もいるようです。

ほかにも、育児や成長で気になることがあれば、風邪などで病院に行ったときに相談するから、わざわざ1歳児健診を受ける必要はないと考える人もいます。

1歳半健診と比べて受診を検討してみよう

1歳児健診と1歳半健診の内容などの違い

1歳児健診は、個別におこなわれ、費用は自費負担です。一方、1歳半健診は法律で義務付けられた健診なので、無料で受けることができます。また、集団健診なので、同じ月齢の子どもを持つ母親同士の交流の機会にもなります。

1歳児健診のときよりも検査項目も増え、積み木を2〜3個積むことができるかどうかや、言葉の理解を確認するために、指さしができるかどうかも検査します。また、言葉や話しかけに反応できるかを確認するために、「バイバイ」といいながら手を振ると、同じように手を振ることができるかどうかといった検査も。

そして、1歳児健診では、伝い歩きやつかまり立ちができるかどうかの確認だったのが、1歳半健診では、歩くことができるかどうかの確認になります。

1歳と1歳半の成長の差を考えて

1歳児健診を受けるかどうかは、1歳と1歳半の成長の差を考えてからでもよいかもしれません。1歳児健診では、身長や体重などの身体の発育状況を見ていきます。

1歳半になると、1歳の頃と比べて、心身の発達がより著しくなってきます。1歳半健診では、運動面や言語、社会性を見ることも目的となっています。例えば、どの程度歩けるか、「ママ」や「パパ」などの意味のある言葉を発することができるかどうか、などです。

1歳半になると、1歳のときとはできることも大きく異なっています。1歳半健診では、たくさんの項目をチェックします。半年後には公費健診があるので、身長や体重の増えもよく、育児の面でも特に不安なことがなければ、1歳児健診は受けないという選択肢もありますよ。
24 件

関連記事

この記事のキーワード



人気のキーワード

  • テニ-とテーオ
  • teniteoBRAND