【大阪・豊中】「ただいま」と言いたくなる本屋さん「笹部書店」
千里中央駅から徒歩10分。近年、地域コミュニティの減少とともに子どもが大人と触れ合う機会が少なくなってきているそうです。そこで新千里西町近隣センターの一角に佇む、地域交流を大事にされ、優しさと温かさを感じる本屋さん「笹部書店」に取材に行ってきました!
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地元民から愛される「笹部書店」
「こんにちは」「おかえりなさい」という言葉でお客さんを迎え入れてくれる「笹部書店」。ご夫婦で営まれており、先代が約50年前に開業した店舗を、数年前に引き継いだのだそうです。外観は一見普通の本屋さんに見えますが、店内はキッズスペースやパンコーナー、カフェメニューなどが導入され、子どもたちや子育て世代の方に足を運んで欲しいという想いからこのような工夫をされたのだとか。
アットホームな店内!
赤を基調とした店内は本がズラリと並び、中心には子ども用と通常サイズのテーブルが置かれています。ドリンクを購入してカフェスペースとして利用することもできますよ。
落ち着きのある空間でまったりと…
朝11:00ころ、一人の女性が入ってきたかと思うと笹部さんは「りんごジュースでいい?」と声をかけ、女性がそのまま設置されたテーブルに腰掛けたのを見て、すぐに常連さんだとわかりました。当たり前のように繰り広げられる光景に思わずほっこりしました。
その後も地域の方々が続々と訪れ、一人一人と会話されて地域のつながりを感じます。
こちらはパンコーナー。人気のパン屋「SheepSheep」の焼きたてのパンを毎日取り寄せて販売しており、朝の11:00ころがパンの品揃えも豊富で人気のクリームパンがおすすめだそうです。
毎日夕方に入荷する人気の食パンは普段予約で完売になることが多いそうです。偶然にもこの日は残っていましたがそれでもすぐに完売していました。本屋さんでパンを購入している姿…なんとも不思議な光景ですね。
子どものためを思った設備