1歳児の公園での遊び方を知ろう!外遊びのメリットや注意点
1歳になると1人歩きが安定してくるだけでなく、体力がついてくるため「公園で子どもと一緒に遊びたい」というパパやママは多いのではないでしょうか。ここでは、外遊びは子どもにどのようなメリットがあるのかや、1歳児が楽しめる公園での遊び方などをご紹介します。
1歳児が公園で外遊びをするメリット
体力が向上して疲れにくくなる
体力が向上すると、疲れにくくなるといわれています。1歳前半の頃は公園で30分くらい遊んだだけで疲れて「抱っこ」といっていた子でも、公園遊びを続けると1~2時間くらい走り回って楽しめるくらい体力がつく子もいますよ。
体力がつくと抵抗力が自然と強くなるので風邪を引きにくくなったり、体調を崩しても回復が早かったりします。お家遊びでは体を十分に動かすことが難しいため、お天気のよい日は子どもと公園に行き体を動かしましょう。
友だちができコミュニケーション能力がつく
1歳頃の年齢は、まだ友だちと一緒に遊ぶことは難しいかもしれません。しかし、友だちがやっていることに興味を持ち、友だちと同じ行動をする、友だちのほうに行きたいという子もいるでしょう。
子ども同士のふれあいからしか学べないこともあるので、同じような年齢の子が公園にいたときはママから「お友だちは楽しそうに遊んでいるね」「お友だちがすべり台しているよ。一緒にすべってみる?」など、一緒に遊べるように声かけするのもよいかもしれませんね。
砂場遊びなどで五感が刺激され脳が育つ
外遊びをしたときは遊具で遊ぶだけでなく、砂や石などの自然とふれる体験をたくさんしましょう。ママが「お花がきれいに咲いているね。どんな香りがするかな?」とニオイを嗅いでみたり、「砂場で遊ぼう」と誘ってみたりして、五感を刺激する遊びを積極的に取り入れるとよいですよ。
感性や表現力の豊かさは、幼児期に発達するといわれています。1歳児は吸収力も高いため、自然体験でさまざまなことを学ぶでしょう。
1歳児の公園遊びのポイントや注意点
公園が混雑しない午前中に公園へ行こう!
ゆっくり子どもと公園遊びを楽しむために、公園には比較的人が少ない午前中に行くとよいでしょう。平日の午前中はとくに、幼稚園や小学校などに行っている子がいないため空いていることが多いですよ。
午前中に公園でたくさん体を動かすと自由に遊べるだけでなく、運動で内臓が活発に動きお腹が減るため、お昼ご飯もしっかり食べることができそうですね。
子どもから目を離さずそばにいよう
たとえば、ブランコやすべり台などでも、ケガをする可能性がありますよね。1歳頃の年齢は握力が弱いため、ブランコに1人で座ることができても後ろに転倒することも考えられます。すべり台は階段を踏み外したり、スピードが出すぎて体が投げ出されたりすることがあるので、パパやママが近くにいると安全を確保できますよね。
また、人が多い時間帯の公園もトラブルが起きることがあります。ほかの友だちとぶつかってケガをしないように注意しましょう。
砂場では衛生面のトラブルに注意を
猫や犬が入れないように砂場の周りに柵がある公園だと安心ですが、柵がないところだと排泄物が落ちていることも少なくありません。1歳頃だと排泄物とは気づかずに触ってしまう可能性があるため、衛生面が心配です。
ほかにも、砂場にお菓子の食べかすやゴミ、ペットボトルなどが落ちていることもあります。砂は直接手で触って遊ぶので、なるべくきれいな公園を選びたいですね。砂場で遊んだあとはしっかり手洗いをしましょう。