人生設計の基本公式の使い方!ポイントを知ってお金の不安をなくそう
将来のためにお金を貯めておかなければならないということはよく分かっているのですが「まだいいかな」「次の機会に検討しよう」などと、ついつい先送りにしてしまいがちです。でもどんなに自分の気持ちをごまかしても、現実は迫ってきますね。ここでは、お金の不安をなくすための、人生設計の基本公式について紹介します。
お金の不安を解決!人生設計の基本公式とは
将来お金で困らない貯蓄額の計算方法
そんな将来のために、今のうちから少しずつ貯蓄をしておきたいものですが、今後、どれくらい貯金していけばよいのかなんて、よく分からないですよね。未来のことですから、予想などできないような気がします。しかし、なんと、将来お金で困らないための「人生設計の基本公式」なるものが存在するのだそうですよ。
考えたのは経済評論家の山崎 元さんです。手取りの年収や現役年数、年金予定額、老後年数などを入力すると、今ためておいた方がよい月々の貯蓄金額が、ぴたりと出ます。これは参考になりそうです。
運用よりも計画的な貯蓄が安心につながる
結局最も安心なのは計画的な貯蓄です。前に取り上げた「人生設計の基本公式」に当てはめて、必要な貯蓄額を計算し、コツコツと貯めていった方がよさそうです。堅実な一歩が、安全な一歩なのですね。
もし、運よくよい投資先が見つかって、投資をしてみようということになったら、将来の生活費はしっかりと貯蓄で確保し、投資するお金は別途準備して運用するという方法がよいかもしれません。貯蓄と投資を別々に考えるということですね。
基本公式で毎月いくら貯めればよいか明確に
30年先、40年先というのは、なかなかイメージできません。先々のお金のことを考えると不安になることも多いですが、月々の必要な貯蓄額がはっきりしていれば、残りの金額を家族の楽しみごとに使えたりしますので、逆に、安心してお金が使えるようになるかもしれませんよ。
人生設計の基本公式は、家計の収入が増えたり、家の頭金を払ったり、引っ越ししたりなど、大きなライフイベントごとに計算しなおす必要があります。まだまだ先のことだと思わないで、ぜひ、コツコツと貯蓄を続けてゆきましょう。
実際に計算してみて必要な貯蓄額を知ろう
必要貯蓄率の計算式を使って計算
必要貯蓄率=(老後生活率×手取り年収-年金額-現在資産額/老後年数)/(現役年数/老後年数+老後生活率)×手取り年収
頭の痛くなった方はごめんなさい。実際は、この後紹介する自動計算サイトを使った方が早いので、興味のない方は飛ばして下さい。
例えば「55歳で手取り年収600万円、これまで貯めた貯金が1,500万円、64歳まで働いて65歳から年金200万円がもらえ、85歳まで生きるとすると、今、月に10万円ほど貯金しないといけない」といった風の計算ができます。細かい設定もできるので、できるだけ正確な金額を知りたい人にも参考になります。
簡単に計算できるサイトを利用して計算
必要になるデータは「手取り年収」「老後生活比率(退職後、在職時代に使っていたお金の何割ぐらいが必要か)」「現在資産額(貯蓄や有価証券など)」「年金額(年額)」「現役年数(今後の在職予定年数)」「老後年数(もちろん予定)」です。
正確に入力した方が詳しく分かりますが、よく分からないところは、だいたいで計算できます。一つ一つの用語も丁寧に教えてくれるので、試しに使ってみるとよいかもしれませんね。無料で何度でも使えます。
人生設計の基本公式 ◆ -OfficeBenefit(オフィスベネフィット)-ファイナンシャルプランナー 岩城みずほ
わたしたちは、未来の幸せを創る会社です。代表は、独立系ファイナンシャルプランナー岩城みずほ(東京都)です。「あなたの安心と豊かさを創っていくパートナーでありたい」これが、わたしたちの合言葉です。
基本公式の活用法を学べる本が参考になる
山崎 元さんの考え方を詳しく知りたい人は、この本に目を通してみると、中に分かりやすく解説してあります。公式の意味、根拠になる理論、そして公式の活用法を学べますよ。数式に詳しくなくても、理解しやすい内容です。
アマゾンのレビューを見てみますと「20代、30代のモデルケースのサンプルが参考になった」といった声や「素人老人にも分かりやすい」「初心者向けの本」「疑心暗鬼が払拭される」といった好評のコメントが並んでいます。