人生設計の基本公式の使い方!ポイントを知ってお金の不安をなくそう
どういうことかといいますと、収入自体は急に増えることはないかもしれませんが、支出を減らすことができるということです。この公式の優れているところは、どの支出を減らせばよいかということが明確に分かるという点です。支出を計画的に減らすことで、月々の貯蓄金額を抑えることができるようになるのです。
たとえば、今の手取り収入の2割以上を貯蓄しなければならないという結果が出たとしても「予定していたこの支出を控える」というふうに対策方法がはっきり分かるということです。
未来をイメージして強い意志をもとう
それは、欲しいものを手に入れたいという目先の欲望を振り払い、遠い将来の幸せを選択をしたということです。ちょっとかっこよくて、誇らしいではありませんか。
今後も、限られた所得の中で、消費と貯蓄のバランスを取っていく必要があります。それは決して楽な道のりではないかもしれません。
でも、子どもが大きくなり、仕事を退職したとき、我慢した分の見返りをまとめて受け取ることができるのです。あなたにはどんな未来が見えますか?幸せな未来をイメージして、今こそ強い意志をもちましょう。
必要貯蓄額以外のお金は自由に使ってOK
山崎 元さんは「必要貯蓄額が確保できるなら、めんどうくさいことは、なにも考えなくて大丈夫です」といっています。確かにそうですよね。将来困らない貯蓄額が分かると「お金が足りなくなったらどうしよう」「老後どんな暮らしをすることになるのだろう」といった不安から、一気に開放されます。
それに、支出を抑えることで、お金にゆとりができたり、月々の貯蓄額を減らすことができたりするかもしれません。「必要貯蓄額以外のお金は自由に使ってOK」なのですから、我慢する楽しみもありますね。
まとめ
ここで取り上げました「人生設計の基本公式」は諸刃の剣です。確かに役に立つのですが、結果次第ではがっくり落ち込んでしまいます。知りたくなかったというママもいるかもしれませんね。
なんだか健康診断の結果を聞くときの心境に似ています。たとえ結果がよくなかったとしても、早期治療で回復できるという点もよく似ていますね。根っこは同じなのかもしれません。