入学祝いで覚えておきたいのしのマナー！正しい選び方や書き方を紹介

2020,2,4 更新

贈り主の名前は小さく書こう

前述で、のし袋の表書きの下段には自分の名前を書くとお話ししました。この名前の大きさにも注意が必要です。たまにですが、祝御入学という文字より、自分の名前の文字の方が大きいケースがあります。

年賀状などのはがきを書くときのマナーと同じですが、贈り主の自分の名前は小さく書くのがマナーです。全体のバランスを見て、上段より下段の方が大きくなっていないか、書き終わってから確認してくださいね。

理想は名前の下に一文字分ほどのスペースがあることです。下段の方が文字が大きいと、全体のバランスが悪く、その気はなくても相手よりも自分の方が上だという印象を与えてしまう恐れもあります。心配なときは鉛筆で薄く丸を書き、配置を確認するとよいでしょう。

入学内祝いの場合は「内のし」で

親戚や身内などの親しい人同士でするお祝いをすることや、お祝いのお返しをすることを内祝いといいます。入学内祝いの場合、のしも「内のし」で行うのが一般的です。品物を贈る場合は、表書きは品物を買った店舗が書いてくれることもありますよ。

内祝いの場合は、相手が本当に欲しいものを選んでほしいということから、カタログギフトを贈るケースも増えているようです。仲のよい親戚であれば、カタログギフトも喜ばれるかもしれませんね。

また、入学祝いのお返しで内祝いする際にも、カタログギフトを選ぶママは多いみたいですよ。自分がお祝いする側だけでなく、自分がお祝いしてもらう側になったときの参考として、今回紹介したのしの書き方や選び方を覚えておいてくださいね。

まとめ

入学祝いを贈るときの「のし袋」には様々な種類があります。お祝い事か悲しい出来事か、繰り返しあってよいことかなど、大人のマナーとしてTPOに合ったのし袋を選べるようになりたいですね。

また、住んでいる地域が関東か関西かによってもマナーが異なるので、相手の住んでいる地域も確認しておきましょう。

入学祝いは贈る側だけでなく、受け取る側になる機会も出てくるでしょう。どちらの立場になっても慌てないように、今からしっかり覚えておきたいですね。